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『虹と雪のバラード/トワ・エ・モア』 [邦楽ロック/60年代]

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ども。
お早うございます。

現在、ピョンチャンでオリンピックが開催されていますね。
熱戦を繰り広げる選手の方々のひたむきな姿には自然と涙が込み上げてきます。
本当にありがとう。

寸足らずな政治家たちの横やりに気にせずベストを尽くして欲しいと願わずにはいられません。

という訳で拙ブログもオリンピックの熱狂に便乗して本日もシングルをお届け。

ハイ、トワ・エ・モアのおふたりで『虹と雪のバラード』です。
1972年に札幌で開催された冬季オリンピックのテーマソング。
トワ・エ・モア以外にも様々な歌手が当時、競合でこの歌をシングルとして発表しましたが、トワ・エ・モアのバージョンが一番お馴染みです。


シングルは開催の前年の1971年に発売されました。
作詞は詩人で、整形外科医でもある河邨文一郎氏。
北海道小樽市出身の河邨氏による、ご当地をよく知る方ならではの、
その場所にいる様な臨場感あふれる歌詞が胸に迫ります。
赤き血潮を青空と白銀の世界に燃やす若者たちの情熱が行間に満ち満ちています。

そして、
作曲は村井邦彦氏。
村井さんの甘美で流麗なメロディが素晴らしい。
フランシス・レイの『白い恋人たち』もイイですが、
我が国屈指のメロディメイカーによる音楽も負けていません。
編曲を担当する小谷 充氏の華麗なるオーケストレーションもエレガーント。
芥川さんと白鳥さんのお二人の息の合ったハーモニーも聴きどころ。


それでは、トワ・エ・モアさんで『虹と雪のバラード』、
白鳥さん、芥川さん、はりきってどうぞ!!



イントロのゴージャズなメロディにもグッときます。
雲一つない澄んだ真冬の青空のように晴れがましい歌ですよね。
あんまり美しすぎてなんだか泣けてきます。

こちらのバージョンはNHKの『みんなのうた』で唄われた『虹と雪のバラード』ですが、
レコードの音源とアレンジが異なります。




因みに僕が最初にこの曲を知ったのは布施 明さんが歌った『虹と雪のバラード』でした。
エネルギッシュな熱唱と躍動するビートが溜まりません。
昨年、クレイジーケンバンドがNHKの音楽番組『カバーズ』でこの曲を演奏していて、改めて素敵な曲だなぁと思いました。
剣さんと菅原愛子さんとのデュエットでイイネ!
CKBのカバーはハズレがありません。

B面は『トワ・エ・モアの子守歌』。
こちらは作詞が芥川澄夫さん、作曲が山室英美子さん、編曲は同じく小谷 充さん。
繊細なアコースティックの響きとメルヘンチックなサウンドが愛らしいカレッジフォーク。
優しい眠りに陥りそうです。

この後もオリンピックに参加されるすべての選手の皆さんが悔いのないベストなプレイを残せますように。

『虹と雪のバラード』《LTP-2501》〈作詞:河邨文一郎/作曲:村井邦彦/編曲:小谷 充(03’28’’)【1971】


トワ・エ・モワ ベストアルバム~デビュー45周年Single Collection&Covers~

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2013/10/16
  • メディア: CD



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『踊り子/村下孝蔵』 [邦楽ロック/80年代]

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どうもどうも、
《21世紀の新加勢大周を探せ!》オーディションで“審査員特別賞”に輝いた都市色です。

さぁ、
大滝さんの次にはこのシングルを取り上げましょう。
村下孝蔵さん。
拙ブログには初登場。
前回のジャケットと似てませんか。
勿論盗作とかパクリといった野暮なコトではなく。

どちらも窓際に佇む少女の絵がなんとも素敵ですよね。
大滝さんには中山 泰さんのイラストが、
そして村下孝蔵さんには村上 保さんの切り絵が印象的。

今回ご紹介するシングルは1983年にリリースされた『踊り子』。

 ♪あっの娘の ふとももに~

それは同名異曲でした。
スミマセン。

同年ヒットした『初恋』の次のシングルが『踊り子』。
こちらも負けない位イイ曲。
もの悲しいマイナー調のメロディが切々と訴えるラブソング。
心を不意にかき乱すようなイントロのメロディから引き込まれます。
もどかしく儚い恋模様の迷宮を彷徨うような歌の世界へ。




ただ好きなだけでは生きていけない、
恋人同士の不安や遣る瀬無さを、狭い舞台で孤独に舞う踊り子になぞらえていますね。

伸びやかで清涼感のある歌声が響き渡ります。
メロディも魅力的ですが、村下さんの歌詞もとてもステキだと思います。
言葉使いのセンス、豊かな表現が随所に感じられます。

 表紙が取れてる愛だから

 つま先立ちの恋

 写真をばらまいたように 心が乱れる

などなど、心象風景を形容する言葉使いが実に非凡ですね。

B面は『冬物語』。
しっとりと切ない愛の挽歌。
ピアノの耽美的な演奏に乗って、ドラマティックな旋律が展開されます。
歌詞の世界の舞台は《時計台》が出てくるので北海道っぽいです。
凍えそうな程の北国の寒さと失恋の痛手が聴いている方にもじわじわと伝わって来ます。
間奏の女性コーラスのソプラノの響きも美しい。
B面にしておくのがもったいないくらい美しい曲です。
曲の終わりに鐘の音の残響の様なものが聴こえてくるのがなんとも趣きがありますね。
この季節に相応しい。

そして、演奏時間はなんと3分54秒
ぴったしカンカン。
やったぜ。
母ちゃん、赤飯だ!

A面B面とも編曲は水谷竜緒さん。水谷公生さんのことです。

村下孝蔵さんの音楽もなんというか唯一無二の存在感がありますね。
あの歌声、メロディ。
揺るぎない優しさ、強さ。
虚飾を廃して、歌の持つ力だけでまっすぐに。
1999年に残念ながらお亡くなりになってしまいました。
もう20年近くになるのですね・・・。
十代の頃はあんまり良さが判りませんでしたが、年を取るにつれ、噛みしめるように村下さんの音楽の良さが沁みてきました。
世の中の移ろいやすい音楽の流行にもビクともしない音楽性。

それは前々回の浜田省吾さんにも当てはまる事ですね。
お二人ともCBSソニーの所属でしたね。
ご出身も広島だし。
アレンジも水谷氏が関わっていたり共通点があります。
確固たるスタイルを持っている人は強いです。

そして、2月28日は村下さんの誕生日。山下達郎さんと同じ1953年の2月生まれなんですね。
機会があれば他のシングルもまた是非取り上げてみたいと思います。


『踊り子』《07SH 1379》〈作詞・作曲:村下孝蔵/編曲:水谷竜緒〉(04’08’’)【1983】


GOLDEN☆BEST 村下孝蔵ベスト・セレクト・ソングズ

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2013/07/03
  • メディア: CD



夢の記録

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  • アーティスト: 村下孝蔵,水谷公生,須藤晃,田代耕一郎
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2000/11/01
  • メディア: CD



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『Blue Valentine's Day/大滝詠一』 [ナイアガラ]

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どうもどうも。
余りの寒さにブログの更新も滞りがちであります。
っ むさのせい!

早いモノでもう二月。
そして半ば。
気が付けば今日はヴァレンタイン。
まぁ、今年も平穏無事に通り過ぎて行くだけです。
“ヴァ”の字もありません。
仕事帰りにサンマルクへ寄っていつものようにコーヒーとチョコクロを食べただけ。
チョコクロ美味しいですね。

という訳でせっかくなのでこのシングルを取り上げましょう。

ハイ、大滝さんの『ブルー・ヴァレンタイン・デイ』です。
40年前、1978年の2月に出たシングルです。
前年の12月に出た『ナイアガラ・カレンダー '78』からの後発シングル。
一年、12か月を12曲のポップソングに仕立てた、大滝さん渾身のコンセプトアルバム。
縦横無尽のアイディアがサウンドに溢れた楽しいアルバムです。

今回ご紹介するシングル盤は勿論、昨年の3.21に出た、『NIAGARA 45RPM VOX』からの一枚です。
遅れてきたナイアガラーには70年代のコロムビア時代のシングル盤なんて手が届きませんでしたので、こうした復刻は実に有難いことです。感謝感謝。

そんな訳で、シングルA面の『ブルー・ヴァレンタイン・デイ』は《二月》の歌。
エルヴィスの『ブルー・クリスマス』からアイディアを着想して作られた曲だそうです。
70年代のナイアガラはドライでノヴェルティ色の強い楽曲が多いのですが、一転して断トツにメロディアスな作品。
スローバラード調で、大滝さんのメロディメイカーぶりが冴えわたります。
アコースティックギターとコンガの淋しげな演奏、そしてブルースハープの哀愁の調べ。
“ちぇるしい”こと大滝さんの歌唱も素朴で、フラれた気持ちがグッと沁みてきます。
達郎さんのストリングスのロマンティックな響きが切なく。
数年後に今度は達郎さんはクリスマスを題材に恋に破れた男の哀愁を歌います。
そういえば、『ブルー~』の歌詞にある ♪ ハートのチョコ とは、不二家ハートチョコレートのコトなのかしらん。



『NIAGARA 45RPM VOX』には一般に市販されていないプロモーション盤のアナログも収められていて、『ブルー~』のモノミックス(A面)とカラオケ(B面)を配してます。


B面は『お花見メレンゲ』。
二月の次は三月の歌です。
ダジャレやゴロ合わせの歌詞が愉しい大滝さんの朗らかな楽曲。
メレンゲとはリズムの種類のこと。
ユニークなビートにウキウキと高揚する気持ちが表れています。
エンディングでは歌詞の♪ トチッた に合わせて演奏が不意にミスしたように終わるのが面白いですね。大滝さんらしいヒネリの効かせ技。。
キングトーンズの陽気なコーラスもイイですね。
唄うのは“遠山桜吹雪”金五郎こと大滝さん。
モノミックスです。

70年代中期の大滝さんはコロムビアとの年間四枚という無茶ぶりな契約の履行の為にハードなスケジュールでレコーディングを強いられていました。
今から考えると短期間でよくぞこれほど濃厚なアルバムが出来たものだと感心してしまいます。
今聴いても面白いです。
70年代のナイアガラの持つ、のんびりとした、朗らかな、陽気なムードが今ではとても貴重で聴いていて心が安らぐのです。
この時代にはまだ大滝さんのコトは勿論知らないのですが、自分の幼少時代が70年代中期に該当するので何だか懐かしいのです。
大滝さんの唄声もとっても優しいですよね。

さて、2018年の来たるべき3月21日には勿論大滝さん関連の再発が予定されているのですが、これがまた凄い内容です。
ちょっと怖いくらい。
夢に出てきそうなくらい。
おとろしい・・・。


『ブルー・ヴァレンタイン・デイ』《LK-66-E》〈作詞・作曲:大瀧詠一/編曲:多羅尾伴内/ストリングス・アレンジ:山下達郎〉(03’20’’)【1978】



EIICHI OHTAKI Song Book III 大瀧詠一作品集Vol.3「夢で逢えたら」(1976~2018)

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  • 出版社/メーカー: SMR
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EIICHI OHTAKI Song Book III 大瀧詠一作品集Vol.3「夢で逢えたら」(完全生産限定盤) [Analog]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
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Best Always

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  • 出版社/メーカー: SMR
  • 発売日: 2014/12/03
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『悲しみは雪のように/浜田省吾』 [邦楽ロック/80年代]

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こんばんは。
猛吹雪ジュンです。

寒いですね。
関東地方は大雪で。
各地で被害が出ているようですね。
東京に妹が住んでいるのですが、無事に会社から帰宅したそうです。
僕はさっきまでCSで『パンツの穴』を観てました。
なんだかすみません。
大阪は冷たい雨が降っていました。

と言う訳で容赦ない雪模様の今夜はこのシングルを。
浜田省吾さんで『悲しみは雪のように』。
この曲は過去に二度シングル化されています。
最初は1981年のオリジナル版。
二回目は1992年で、リメイクバージョンでした。
個人的には後者の方で知りました。
耳に馴染んでいます。
フジテレビのドラマの主題歌でした。
ドラマは殆ど観ていませんでしたが、曲は聴いてました。
大ヒットしましたね。
当時兄がシングルCDをレンタルしてきたのでついでに聴かせてもらいました。
高校の部活の先輩がアルバム『WASTED TEARS』を持っていたり、周りでも浜田省吾さんの音楽を聴いている人はいました。

と言う訳で今回取り上げますのは1981年発表のアナログ・シングルでの『悲しみは雪のように』。
同年にリリースされたアルバム『愛の世代の前に』からのシングルカット。
シングル化に際し新たに手を加えられてます。

シンプルなバンド編成によるフォークロック調のサウンドからの、素朴で飾りのないメロディの温かさ。じわじわと心を揺さぶります。
無垢な音楽の響き。
しんしんと降り続く雪のように、止むことを知らない日々の悲しみを歌が温めてくれます。
孤独な心のあるがままに受け止めてくれる、音楽の灯(ともしび)。
楽曲の揺るぎないパワー。
愚直なまでにスタイルが変わりません。
無駄なモノを削ぎ落として残るメロディやメッセージの光。
後の1992年度のシングルCD版のリメイクされた方はもう少し現代的にエレクトリックなサウンドが施されていますが芯は変わっていません。

そして思い出すのはリメイク版の『悲しみは~』が流れていた頃、
1992年の2月頃。
大学受験で東京の大学を受験する為に上京しました。
兄が当時東京に仕事の関係で独り暮らしをしており、住まいの新大久保の安アパートに泊めてもらいました。
上京したその日も都内では大雪が降っていました。
アパートに泊めて貰った次の日の朝、外は銀世界だったことをよく憶えています。
故郷の静岡は殆ど雪の降らないところなので余計に雪に覆われた街の風景に驚いたものです。
寒かったけどすこしワクワクした気分でした。
新大久保界隈の雑然とした街並みの中でしたが逆に新鮮な感じでした。

まぁ、
そんなことをブログを書きながら、今夜の大雪のニュースを観ながら、思い出しました。
ちなみにその後大学受験は軒並み失敗しましたとさ。
どっとはらい。

さて、シングルのB面は『センチメンタルクリスマス』。
浜田省吾さんお得意のオールディーズ調のドゥーワップ・バラード。
寒い季節、恋人との慎ましくも暖かいクリスマスの夜。
もうワンパターンかもしれないけど、わかっちゃいるけどイイ曲です。
寒々とした心に沁みこんできます。
浜田さんの一人多重コーラスは達郎さんの多重コーラスとはまた違った趣がありますね。
どちらも良いです。

シングルの両面とも、アレンジは水谷公正氏、コーラスアレンジは町支寛二氏。

今年の冬はとにかく寒いですね。
どなたさまも温かくしてお過ごしください。
明日も冷え込みが厳しそうです。
足元もお気をつけて。

では、また。

『悲しみは雪のように』《07SH1099 》〈作詞作曲:浜田省吾/編曲:水谷公正/コーラスアレンジ:町支寛二〉(04’15’’)【1981】



Born in 1952 - 愛の世代の前に

Born in 1952 - 愛の世代の前に

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1999/09/29
  • メディア: CD



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『SATURDAY LIGHT / MONDO GASCARO 』 [アジア]

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おい!
介護をする人の気持ちが判んない奴やつまんない醜聞で鬼の首でも獲ったように騒いでる奴は、
あたしゃ許さないよ!

という訳で、浅香光代さんばりにご意見したところで。
土曜日です。
週末に相応しいシングル盤を紹介する“土曜日のシングルたちへ”のコーナー!
復活。

久しぶりの今回は、東南アジアからのお客様。
モンド・ガスカロさん。
インドネシアを中心として、音楽活動をされている男性でミュージシャン/作曲家/プロデューサー。
近年、アジア~東南アジア諸国で生まれるインディ・ポップが素晴らしいことは評判になってますね。
このブログでも昨年に台湾のFour Pensのシングルを取り上げました。
なんでしょう、渋谷系~シティポップ~AORの流れに連なる様な、ハートを直撃地獄拳してくれるような胸騒ぎを海を越えて送り届けてくれるバンドが増えているような。
他にも台湾のFrecklesとか韓国の秋休みとかインドネシアのMoccaとかWhite Shoes & The Couples Companyとか、マレーシアのノ・サリとか、僕もそれほど詳しくは無いのですが良いです。

という訳で本題のモンド・ガスカロ氏。
1975年ジャカルタ生まれと言うので僕と同世代の方です。
インドネシア人と日本人を両親に持つ方です。
幼少より、欧米、ブラジルの大衆音楽、フランクシナトラ、ビートルズ、アントニオ・カルロス・ジョビン、スティ―リー・ダンなどを聴いて育ったそうです。
詳しいバイオグラフィについてはそれほど判らないのですが、インドネシアで“sore”という人気のあるバンドの初期メンバーだったとか。
そんな訳で彼のソロとしての最初のシングル。

A面は『Saturday Light』。
フルートの柔らかく優しい音色から心の緊張がほぐれてきます。
ゆったりとした魅惑のイントロから、16ビートのゆるやかなリズムに身を委ねてしまいます。
甘美なメロディと洗練されたコードの魔法に酔いしれます。
モンド氏ののどかで温かい歌声も自然。
土曜日の異次元に彷徨うような陶酔感に満ちたサウンド。
週末の黄昏どきの甘い誘惑へ。
恋に落ちたように切なくなってしまいます。
悶絶必至のアーバンメロウ地獄。
嗚呼・・・、ずるいよ。


B面は『KOMOREBI』。
“木漏れ日”っつーことで良いのでしょうか、モンド氏。
こちらもとにかく非の打ちどころのない、快適な極楽サウンド。
日曜日の穏やかで爽やかな朝の表情を歌と演奏で。
しなやかで軽やかなリズム。
ニック・デカロの『イタリアン・グラフティ』に比肩するピースフルなムードです。
2人でお茶を。



お時間に余裕のある方はこちらのライヴ映像をどうぞ。
『Saturday Light』の演奏の他に『Our Day Will Come』、『KOMOREBI』が聴けます。
う~ん、しあわせ。




僕の音楽の趣味はアジアの国の同世代の人々にも共有されているんだな、
人の好みってそんなに変わらないんだな、
なんだか当たり前の事なんですが、そんなことを音楽を通じて判るのが嬉しいです。
わざわざ日本に来てシティ・ポップスのレコードをハンティングする外国人がいるそうですね。
音楽に国境はありませんね。

だからアホな政治家が余計な事してアジアを引っ掻き回さないでほしいです。
あたしゃ許さないよ!


御託はともかく、
モンド氏の今回のシングルを収録した初のアルバムが昨年目出度くリリースされました。
『RAJAKELANA (旅する風)』。
production dessineeからのリリース。
内容は折り紙つき。
日本でもライヴをして欲しいですね!

では、

はばないすさたで~

『Saturday Light』《品番なし》〈Written and Arranged by Mondo Gascaro〉(04'24'')【2014】


旅する風

旅する風

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: プロダクション・デシネ
  • 発売日: 2017/02/22
  • メディア: CD



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『センチメンタル・カンガルー/渡辺美里』 [邦楽ロック/80年代]

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こんばんは。
シングル盤乱獲者ブログです。
今宵も佐橋さん関連のシングルをどうぞ。

ハイ、渡辺美里さんの『センチメンタル・カンガルー』です。
UGUISSがエピックソニーに在籍していたコトもあるのでしょう、バンド解散後は同レーベル内のアーティストの仕事を佐橋さんも多く手掛けることになります。
80年代後半は渡辺美里さんのプロジェクトに参加。
アレンジャーの清水信之さんの要請で。

美里さんは佐橋さんの高校の後輩に当たり、清水信之さん、エポさんは佐橋さんの先輩に当たります。
いやはや才能豊かな人材を世に送り出す高校ですこと!
1988年にリリースされた美里さんのアルバム『ribbon』は当時大ヒットしました。
当時中学生だった僕は友達からこのアルバムを借りたことがあります。
今回紹介するシングルはアルバムのオープニングナンバーでもあります。

佐橋さんは作曲と編曲、そしてギターも担当。
作詞は美里さん。

佐橋さんのエレキギターのシャキッとしたストロークからのイントロ。
軽快なホーンセクションも交えて(ホーンアレンジは清水信之さん)。
何やら楽しいことが起こりそうな予感いっぱいのポップなメロディ。
解放感溢れる演奏。
パンチの効いた美里さんの陽気で無邪気な熱唱。
歌いだしが ♪ リボンが風に揺れる~

という事でアルバムタイトルが一曲目の第一声。

伸びやかな歌声、吸い込まれそうなほどの彼女のパワーを感じます。
ここら辺のサウンドを聴くと否が応にも中学時代の頃が頭を過ります。
この曲は確かUCCの缶コーヒーのCМソングでしたね。

B面は『ぼくでなくっちゃ』。
こちらは美里さんの詞曲でアレンジは清水氏。
同じく『ribbon』収録曲。
シンセサイザーで構築された密室感と透明感に満ちた音の世界。
清水氏の緻密なアレンジ技の独壇場。
友達に語りかける様な美里さんの唄声。


2018年はアルバムのリリースから30年という事で、今年の五月に『ribbon』のアニヴァーサリーエディションが発売されるようですね。
30年かぁ・・・。速いな。
もうやんなっちゃいますねぇ、思えば遠くへ来たもんだ。

そういえば、前回はUGUISSのシングルを取り上げましたが。
あ、ウグイスだけに取り(鳥)あげましたが。
しつこいですね。
失礼。
デヴュー30周年を記念しての再結成ライブツアーが開催されたとき、惜しくも亡くなってしまった山根栄子さんに代わりまして美里さんがヴォーカリストとして参加したのでした。
残念ながらこの時のライヴは行けませんでしたが。
行きたかったなぁ。
さらに、近く開催される佐橋さん、清水さん、そしてエポさんの合同ライブも行けません。
ああ、無念。
チケットを以前から予約しようと思っていたらいつの間にか忘れていました。
あちゃあ。
年ですね。
もう~。

センチメンタル・やんなる~。


『センチメンタル・カンガルー』《07・5H‐3041》〈作詞:渡辺美里/作曲・編曲:佐橋佳幸/ホーンアレンジ:清水信之〉(04’19’’)【1988】



M・Renaissance~エム・ルネサンス~

M・Renaissance~エム・ルネサンス~

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 2005/07/13
  • メディア: CD



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ribbon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD



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『SWEET REVENGE / UGUISS 』 [邦楽ロック/80年代]

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押忍!
小柳トムです。
嘘です。

前回は松 たか子さんのシングルをご紹介しましたが、
お次は旦那さまの佐橋佳幸さん。
80年代に組んでいたバンド“UGUISS”のシングルです。
1983年の9月にエピックソニーからデヴューしました。
当時のエピックソニーは勢いがある新しいレコード会社した。

インターネット広しと言えど、UGUISSのシングルを記事にするのは拙ブログが最初ではないでしょうか。
多分。
バンド名《うぐいす》とは、メンバー全員がアメリカンロックの70年代を代表するバンド、イーグルスの大ファンということで、そこから肖ったそうです。
ユーモアがお好きな佐橋さんらしいバンド名。
メンバーは5人。
リードギターの佐橋さん。
キーボード奏者は柴田俊文さん、伊東 暁さん、
ドラムの松本 淳さん、
そして紅一点のヴォーカルの山根栄子さん。
十代の頃からバンド活動を始めていた佐橋さん。
この頃からすでにepoさんのレコーディングに参加している早熟なギターボーイでした。
楽曲のレパートリーのほとんどは勿論佐橋さんが書いています。

70年代のシンガーソングライター~ウェストコーストのロックをルーツとしたサウンドが身上のバンドです。
後に佐橋さんが90年代初頭に同じくアメリカンロックのルーツミュージックに根差したバンド、ロッテンハッツのメジャーでの二枚をプロデュースすることになるのは歴史の必然だったのでしょう。
ロッテンハッツもUGUISS同様に短命なバンドでした。
どちらも音楽志向が共通するものがありますね。コーラスも得意だし、演奏も達者だし。
それ以前にも佐橋さんは鈴木祥子さんの80年代のアルバムを手掛けたり、当時この手のサウンドを手掛けるのなら右に出る人はいない方です。ロッテンハッツはキューンソニー、祥子さんはエピックソニーでした。

という訳でデヴューシングルの『SWEET REVENGE』。
彼らの名刺代わりとなる一曲。
どっしりと重量感のあるミディアムテンポな8ビートに切り込んでくる佐橋さんのエレクトリックギターのフレーズ、フェンダーストラトキャスターでしょうか。
シャープな演奏にのってキレのあるしなやかな山根栄子さんのハイトーンなヴォーカルが刺さります。
サビの ♪ Can' t feel my heartache  のメロディが胸を心地よく抉ります。
荒ぶる情熱が込められた演奏と山根栄子さんの唄とバックのコーラスに勢いを感じます。

B面は『Burnin' City Light』。
休暇を過ごした海沿いの町から再び故郷の街へ帰って来たときの夕闇の光景と心情を歌にしています。爽やかでハートウォーミングなメロディ。キャロル・キングやジャクソン・ブラウンあたりの70年代のSSWものを思い出します。佐橋さんのギターソロもあの時代のサウンドを髣髴させます。

UGUISSは83年にメジャーからファーストアルバムをリリースして、翌年続くセカンドアルバムをレコーディングを完了したのですが、音楽の方向性の違いで残念ながら解散。
録音されたセカンドアルバムはお蔵入りになってしまいましたが、90年代に入って二枚のアルバムはめでたくCD化されました。
そして結成30年となる2013年に二枚のアルバムに加えて未発表音源を追加したCD二枚組として彼らのアンソロジーが発売されました。ソニーのサイトからインターネットの通販のみで入手できます。
どの位の方がこのバンドのことをご存じか判りませんが、もっと音楽好きの方に知ってもらいたいなと思います。

彼らが活動して83~84年は音楽シーンの流れの転換期だったと思います。
アナログレコーディングからデジタルレコーディングへ、音楽メディアもレコードからCDへ(まだまだ市場へは広まっていませんでしたが)、テクノやヒップホップ、MTVの台頭など、70年代の流行や文化がだんだん色褪せてきて、明るく派手なヴィジュアルで訴えかける作品やメディアが増えてきました。
肩まで髪を伸ばしたり、ベルボトムのジーンズを履いている男性はいなくなりました。
ロンドンブーツ(お笑いコンビに非ず)が笑いの対象になったり。
UGUISSのセカンドアルバムのレコーディングの時も当時の流行のサウンドを取り入れて欲しいというレコード会社側の要求もあったそうです。
アーティスト側の理想とレコード会社側の希望との軋轢や、メンバー間の確執などが解散の原因だったそうです。
UGUISSの音楽は決して派手さは無いですが、豊かなロックンロールのハーヴェストです。
ヴォーカリストの紅一点、山根栄子さんは残念ながら数年前に御病気でお亡くなりになってしまいました。お姉さんである山根麻衣さんと共に様々なミュージシャンのレコーディングやライヴで活躍されていました。
残された音源は色褪せることはありません。
UGUISSにも、シュガーベイブの音楽の様な青春の輝きが感じられます。
流行に関係なく好きな音楽へ打ち込むコトの美しさが音像に見事に昇華されています。
都会の擦れっ枯らし達の作る音楽は良いモノです。

最後に、
改めて思うのは佐橋さんの音楽センスの一貫性。
70年代のアメリカンロックにルーツに根差しながらも、長年日本のロックシーンに於いて、数えきれないくらい様々なアーティストのサウンド作りに柔軟に貢献し続けています。
特に僕が好きなミュージシャンの筆頭に挙げる、桑田佳祐、佐野元春、そして山下達郎諸氏へのサポートは計り知れないでしょう。
桑田さんのレコーディングへの参加はそれほど多い訳ではないですが、桑田さんのソロ活動の転機となるスーパーチンパンジーやアコースティックレヴォリューションライブなど節目節目にイイ仕事を残されてます。
元春にはホーボーキングバンドのギタリストとして90年代後半からゼロ年代中盤まで活躍してました。佐橋さんが十代の頃からの知り合いです。元春とのライヴ活動は減ってしまいましたが、今でも毎年ホーボーキングのメンバーが集まってセッションライヴをするときは佐橋さんも参加しています。バンドの絆を大切にする佐橋さん。
そして90年代中期から達郎さんのライヴツアーでのバンドの常連メンバーとして現在も大活躍。
日本のロックシーンのアーティストに頼られて、可愛がられる佐橋さんが見せる笑顔もイイですね。
彼らのライヴを観に行くとМCをする彼らのバックでにこやかに微笑んでいる佐橋さんがいます。
達郎さんのライヴでもところどころで茶目っ気たっぷりな動きをしたり。
その小柄な体格からは想像つかないほど、多彩で的確で瑞々しいギター演奏を繰り広げてくれます。
シンガーの歌心に呼応するプレイ。
UGUISSで活動を共にしていた柴田さんも達郎さんのツアーに十年前からずっと参加しています。
佐橋さんのプロデュースワークにも長年サポートをされています。

今回のシングルのジャケットを見返すと、
佐橋さんの少年の様な風貌は今と全然変わってないですよね。
人懐っこい無邪気な笑顔。
そして変わらない音楽への深い情熱。
松 たか子さんはそんなところにコロっと行っちゃったんでしょうねぇ。
元春は佐橋さんを“コロちゃん“と呼んでましたっけ。
関係ないか。


個人的には佐橋さんにまたいつかソロアルバムを出して欲しいなぁ、と願っています。
『Trust me』は名盤ですね。
優しい歌も聴かせて欲しいですし。
どうぞこれからもお元気で。

『SWEET REVENGE』《07・5H-175》〈作詞:山根栄子/作曲:佐橋佳幸/編曲:UGUISS〉(05’01’’)【1983】
佐橋佳幸の仕事(1983-2015) Time Passes On

佐橋佳幸の仕事(1983-2015) Time Passes On

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Gt Music
  • メディア: CD



TRUST ME - Deluxe Edition

TRUST ME - Deluxe Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/08/06
  • メディア: CD



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『明日はどこから/松 たか子』 [邦楽女性アイドル10年代]

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どうも、どうも。
ミスター梅助です。
嘘です。
(更新を) 空けましておめでとうございます。

どっこい生きてるぜ。
昨年十月から更新が順調に途絶えていましたが、またしても最下位、いや再開です。

秋の終わりくらいからまた仕事が忙しくなったり、
イロイロとバタバタしてしまって。

ブログのサイトへ長いことログインもせず、久しぶりに入ってみましたが、
雑草は生えていませんでした。

という訳で年も改まりましたので、
心機一転また更新して行こうと思います。
きまぐれですが。

昨年も鬼のようにシングルを買いまくりましたが、あんまりブログにはそのコレクションは反映されてません。
さらにに最近のチャートのモノとかも、全然チェック出来てません。
何がヒットしているとかますます判りません。
自分の耳にもあんまり入ってこなかったり。

それでも自分なりに昨年出たシングルで特にイイ曲だな、と思った曲を取り上げてみようじゃありませんか。

ジャーン、松 たか子さんです。
某食品メーカーのパンまつりに相応しい爽やかなジャケット。
コバルトブルーを背景にまっさらな白いシャツ、そして笑顔が眩しい。

彼女の昨年11月に出たニューシングル、
タイトルは『いつもここから』

悲しいとき~!!
(かなしいときぃ~)

じゃない。

すみません、
絶対そう書くと思ったでしょ。
書かずにはいられませんでした。

ハイ、改めまして曲名は『明日はどこから』。
実ははじめて彼女の作品を買いました。

NHKの2017年度下半期の朝ドラ『わろてんか』の主題歌です。
朝に相応しい爽やかでポップな曲です。

ストリングスと鉄琴の静謐さを湛えた響きのイントロで始まり、
アコースティック編成のゆ~ったりとした曲調に、松さんの爽やかで澄み渡る歌とメロディが進行していきます。
朗らかなテンポながら、サビからのめくるめく展開にハートを揺さぶられます。
蕾から花弁が開いていくような鮮やかさ。
松さんのメロディメイカーとしての手腕に痺れます。
そして勿論アレンジは御亭主の佐橋佳幸さん。
間違いはおまへん。
佐橋さんのアコギの演奏も歌を温かくバックアップ。

僕も毎日毎日ドラマを観てるのですが、
見慣れてくると、
主題歌が流れるところをだんだん早送りで飛ばして行くようになります。
曲と共にオープニングタイトルもそこで流れるのですが、
其処にはその回で出演するキャストがクレジットされまして、
出演者の名前を観るだけでなんとなく話の筋が読めたりするので、映像をあんまり観ないようにしています。
映像を早送りで流しているので当然音声も倍速です。
結果として曲も倍速になります。
実はそのアップテンポなバージョンの『明日はどこから』も実はイイのです。
疾走感があって好きです。
いつかビートの効いたアレンジの『明日はどこから』で松さんに唄ってほしいと願っています。
紅白は見逃してしまいました。残念。

続いて。
カップリングは『笑顔をみせて』。
こちらも松さんの詞曲。
『明日は~』同様にミディアムテンポで、のどかで優しい日差しが降り注ぐような、穏やかな気分で音楽を楽しめます。
物憂げな気持ちもだんだん晴れていくような、
素敵な時間が流れます。
イイ歌、イイ音、良いメロディ。
せわしい日常の流れを忘れさせてくれる、サウンド。
曲の温かさがじわじわと心に効いてきます。
其処には揺るぎない松さんと佐橋さんの音楽の力と絆を感じない訳には参りますまい。


松さんは音楽の素養もしっかりしていると思っていましたが、バッチリですね。
竹内まりやさんも達郎さんも絶賛。
アルバムも絶対後で買おうと思います。


さて。
ドラマ『わろてんか』も物語は後半へ。
吉本興業の創始者・吉本せいの生涯を主題にしたドラマで、山崎豊子さんの小説『花のれん』も原作として参照されていると考えらえます。
このドラマを観る前にたまたまシネ・ヌーヴォで『横堀川』(1966)と言う映画を観ました。
この映画も原作は同じで、
主演が倍賞千恵子さんで、当然、吉本せいの役を演じています。
ステキでした。
監督は大庭秀雄。
映画も面白かったです。

『花のれん』には他にも同じ原作の同名の映画がありますね。
淡島千景さんが主演で、森繁さんも出ていて、名匠・豊田四郎監督の作品で。
そちらの方が有名で評価も高いですが、残念ながら未見です。

朝ドラの葵 わかなさんはなんとなく倍賞千恵子さんを彷彿とさせました。
これは僕の意見なのでそう思わない人も多いでしょう。
物語が進むにしたがって、最初はあどけなかった葵さんも何だか貫禄が出てきて、顔つきも大人になって来たような。


では最後に。

悲しいとき~!
(かなしい ときぃ~)

夕日が沈んだとき~~~。
(ゆうひ が しずんだときぃ~)

どうもありがとうございました!!


ではまた。

『明日はどこから』《BVCL-843》〈作詞・作曲:松 たか子/編曲:佐橋佳幸〉(03’25’’)【2017】




明日はどこから

明日はどこから

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: アリオラジャパン
  • 発売日: 2017/12/06
  • メディア: CD



明日はどこから

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: アリオラジャパン
  • 発売日: 2017/11/15
  • メディア: CD



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『相棒 ちょっと長い関係のブルース/台風クラブ』 [邦楽ロック10年代]

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ども、おハローございます。

いま何年やねん、と突っ込まれっぱなしの選曲が続く拙ブログですが、
久しぶりに《比較的》最近のシングルを紹介してみましょう。

時節は台風上陸直前、という事でこのバンド名の方々にご登場願いましょう。

さぁ、“台風クラブ”の皆さんです。
はりきってどうぞ!
今年のレコードストアデイに出たシングル『相棒 ちょっと長い関係のブルース』です。



ハートの在処へまっすぐに突き刺さってくる、せつないメロディ。
センチな気持ちを照れ隠しするように、ぶっきらぼう気味に言葉を吐き出すヴォーカル。
そのヴォーカル兼ギター担当の石塚 淳さんはバンドの曲も作っていて、
その楽曲がまた粒ぞろいでグッときます。
男の日常でのカッコ悪さを見事に歌詞に捉えていて、それを魅力的なメロディへ巧みに結びつけています。
その楽曲をドラムの伊奈昌宏さんとベースの山本啓太さんの骨太のリズムで肉付けしています。
ギター、ドラム、ベースのシンプルな編成による一丸となった熱い演奏。
ミディアムテンポのリラックスしたムードがいい塩梅。
曲の内容は友人との思いがけない別れを歌っていると思われます。
自分に正直になれない心情を歌詞に掬い取っていて、あっけなく時は過ぎていく青春の虚無感がシングル盤の溝に深く刻まれていて名曲です。
イントロの出だしの瞬間が僕の好きな何かの曲に似ている気がするのですが、思い出せません。
何だろう。勿論パクリとかそんなんではありません。

という訳で、
台風クラブは京都出身の3人組のバンドです。
相米監督の80年代の名作映画との関連性は判りませんが、
70年代の日本語のロックの世界観が伝わってくる楽曲とガレージロックなサウンドが硬い絆で結ば絵れていて、若者たちのインディーな精神がスパークしています。

彼らの音楽を知ったのは二年前程です。
実際に音源として買ったのは本 秀康さんのレーベル《雷音レコード》から出た『ずる休み』というアナログ7インチでした。
じわじわと話題になっていて、違いの判る音楽好きな気の置けない方々はだいたい台風クラブを聴いて絶賛しています。
去る8月に待望の全国流通のファーストアルバムが発売されました。
タイトルは『初期の台風クラブ』。
問答無用の傑作でした。
実にファーストアルバムらしい一枚。
雷音レコードから出たシングルも今回のシングルの曲も勿論収録されてます。
きっとずっとこれかれらも聴きつづけていくであろう音楽です。
日本語のロックの新しい記録を更新するでしょう。
なかなか最近そういうのに出会えないのですが。



そんな
彼らのライブを一度観ようと、今年の1月に十三のファンダンゴへ行きました。
チッツのアルバムのレコ発に彼らも出演とのことで、
仕事終わりに駆け付けたのですが、ライブのトップバッターで演奏した台風クラブには残念ながら間に合いませんでした。
その次に出た赤犬のライヴを観たのですが、
ライヴ途中でとある曲になるとメンバーの方がステージから降りてきて、とある事が起こるのですが、あろうことか僕の元へメンバーの男性がやってきて絡まれてしまいました。
もう大変でした。
愉しいエンターテイメントショーでしたが。
そしてトリのチッツのライブもとっても素晴らしかったです。

アレ、台風クラブの話でしたね。

B面は『飛・び・た・い』。
ディスコティックなサウンドを切れのいいトリオで、
ロックバンドが演奏するディスコのカッコよさ。
ありふれた地方都市に住む、ありふれた若者の悶々とした日常を切り取ったような歌詞が魅力です。
行動範囲の狭まれている退屈な町で少年のどうにもならない気持ちと行動の愚かしい行方はコンビニの駐車場での嘔吐で幕を閉じます。



そんな訳で台風が進路を逸れてくれることを祈りながら、台風クラブのライブへ今度こそ行けるコトを期待しながら、選挙へ行きます。

現在の反吐が出る様な最悪な政局が少しでも好転しますように。

『相棒 ちょっと長い関係のブルース』《HR7S048》〈作詞・作曲:石塚 淳/編曲:台風クラブ〉(03’26’’)【2017】


初期の台風クラブ

初期の台風クラブ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mastard Records
  • 発売日: 2017/08/23
  • メディア: CD



初期の台風クラブ LP 数量限定盤

初期の台風クラブ LP 数量限定盤

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: HMV Record Shop
  • メディア: LP Record



初期の台風クラブ(2ndプレス)(アナログレコード)

初期の台風クラブ(2ndプレス)(アナログレコード)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hmv Record Shop
  • メディア: LP Record



相棒  ちょっと長い関係のブルース

相棒  ちょっと長い関係のブルース

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: HMV RECORD SHOP
  • メディア: LP Record



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『めぐり逢い/荒木一郎』 [荒木一郎]

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こんばんは。
だんだん空気が冷え込んできて、秋の到来を実感しています。
ミスドのブレンドコーヒーをついついお代わりしたくなります(お代わりは無料だし、美味しいし)。

さぁ、荒木一郎作品で今宵も星に唄おう。
荒木さんのシングルを、トリオ時代、フィリップス時代と紹介してきましたが、今回は遡ってデヴューから60年代に在籍していたビクター時代のシングルを。

1968年のシングル『朝まで待とう』です。
が、しかし。
まず先に紹介したいのはそのB面の『めぐり逢い』なんです。
こっちの曲がとっても大好きです。
この曲は同年に公開された東宝映画『めぐり逢い』の主題歌として起用されました。
監督は恩地日出夫、主演は酒井和歌子、黒沢年雄。
60年代末期に数多く制作された《東宝青春映画》の中の一本。
少し前にCSで放送されたモノを録画して観たことがあります。
酒井和歌子さんがとにかく可憐で21世紀の見地からしても大変魅力的でありました。
相手役の黒沢年雄さんはお若い頃からハングマンのイメージで全然青春っぽくありませんでした。
参った参った。
もっと爽やかな俳優さんだったらもう少しこの映画も良くなった筈なのに・・・・。
あとクレイジーケンバンドのファンとしては横浜ドリームランドが映っているのが見ものです。
さて、
このお二人の共演作品ではこれまた少し前にシネヌーヴォで小林正樹監督の『日本の青春』も観ました。彼らの主演ではないですが、映画はとても良かったです。
でも恩地日出夫監督による青春モノでは何と言っても『あこがれ』です。
これは1966年の作品ですが、もう大大大好きです。
もともとはテレビの『木下恵介劇場』の中の『記念樹』というシリーズものの中のひとつのエピソードだったのですが、それを映画として再構成したのが『あこがれ』です。
脚本は木下恵介監督の弟子の若き日の山田太一氏です。
だから当然面白いに決まってます。
やってやろうじゃないかー!(深い意味はありません)
主演は内藤洋子さんと田村 亮さん。新珠三千代さんや加東大介さんも出てました。
もうとにかく内藤洋子さんがメチャクチャ麗しいです。
さらに可愛くて。
ウェイトレス姿のシーンがあるのですがもう最高です。
記念碑を建てたいくらい。
勿論ドラマとしても素晴らしいです。
ビデオで観て感動したことがあるのですが、
数年前に東京へ遊びに行ったときに、少し時間があったので神保町シネマをチェックしたら、
この映画を偶然上映していて観に行きました。
フィルムの状態は良くなかったですが関係ないね(柴田恭平風に)!
やっぱり良い映画で嬉しかったです。
東京って面白い名画座が沢山あるというところがイイですね。
それくらいで後はどうでもイイです。

思いっきり話が脱線しまくってますね。
イイんです。
こんな時間にブログを観てる人なんていないんですから。
という気持ちは大切です。

さぁ、話をグイッと引き戻しましょう。
荒木一郎さんのシングルのB面曲『めぐり逢い』。
青春映画のテーマソングに相応しい、瑞々しい歌とメロディです。
この曲ではイッチャンは作詞のみを担当しています。
作曲はなんと名匠・武満 徹氏です。
まさに天才同士のコラボレーション。
晴れやかで朗々とした武満先生のメロディのひろがり。
若者たちの希望を明るく支えるような三連のバラード。
そして健気な恋人同士の情熱を綴った荒木さんの歌詞。
その荒木さんによるクルーナーな魅惑の歌声。
うっとり。
さらに、編曲は服部克久氏が手掛けています。
フランスのコンセンバトワール出身の華麗なるオーケストレーションの輝きが恋する二人を優しく包み込みます。
もうどこまで名曲やねんと。
ええ加減にせえと。

どんな曲かと、ご存じない方の為に、おせっかいながら音源をアップしたいのですが、
荒木さんによるバージョンが上がっていませんので、
アン・サリーさんとショーロクラブの共演での音源をどうぞ。
楽曲の良さは十分伝わるのではないかと。


https://youtu.be/oPVL5cYX9XY

『まわり舞台の上で』に寄れば、
この曲は武満先生のからのオファーで荒木さんの歌詞と歌が決まったそうです。
芸術祭受賞者同士という事で。
映画とは殆ど関係は無かったそうです。


続いてA面は『朝まで待とう』。
朝まで待てずに記事にしちゃいましたが。
こちらは荒木さんの作詞作曲、編曲は同じく服部先生。
ひとりGSっぽい、ビートが効いたマイナー調のアップテンポのナンバー。
荒木さんの気怠くスモーキーな歌声が夜霧の街のムードを湛えています。


今夜まで数回に渡り、荒木一郎さんの世界にまつわるシングルを取り上げてみました。
まだまだ他にも荒木さん関連の面白いシングルはあるので、また機会があれば記事にしてみようと思います。

『めぐり逢い』《SV-675》〈作詞:荒木一郎/作曲:武満 徹/編曲:服部克久〉



まわり舞台の上で 荒木一郎

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  • 作者: 荒木一郎
  • 出版社/メーカー: 文遊社
  • 発売日: 2016/10/22
  • メディア: 単行本



東宝青春映画のきらめき

東宝青春映画のきらめき

  • 作者: キネマ旬報社
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2012/10/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



singles1966-1971(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2002/12/25
  • メディア: CD



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