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『Count Three -TGS Version- /東京女子流』 [東京女子流]

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こんばんは。
銭形の親分から一転して、
東京女子流のシングルをまた紹介しましょう。
カッコいいジャケットですよね!
but カッコいいのはジャケだけじゃありませんぜ。

今回のシングルは、これまでの彼女たちのそれらと大きく異なることがあります。

それは、アナログ盤でのリリースという事です。
遂に、女子流さんの7吋を取り上げることが出来ます。
彼女たちもこっち側の人間です。

12インチレコードでMALTINEレコーズと組んだ彼女たちのソロ曲をまとめた『Martine Girls Wave』を今年の春にリリースしたのですが、
東京女子流名義としてのアナログ盤は初です。

アイドルがアナログ盤を出すことが最近多くなってきました。
Negiccoを始めとして、でんぱ組.incや星野みちるさんなどなど。
まだほんの一部ですけど、レコードファンとしては嬉しい兆しです。

そして何と7月から6か月連続で7吋をリリースという暴挙、いや快挙に出るのです。

前回の女子流のシングル『十字架』の記事の最後に書いた、吉報とはこのことです。

まずは第一弾『Count Three -TGS Version-』。
今月から始まった彼女たちの赤坂ブリッツでのマンスリーライヴ(五か月)。
毎回一部と二部では異なる演目が開催されます。
第一部は彼女たちのディスコグラフィをアルバム毎に曲順通りに再現(7月はデヴューアルバムにして名作『鼓動の秘密』の全曲再現)。
そして、二部は『HARDBOILED NIGHT』と題して、映像とライヴを駆使したこれまでにない女子流のステージ。
『Count Three』はその第二部のテーマソングです。
二部のタイトル通り、ハードボイルな世界なので、『Count Three(三つ数えろ)』という訳で。
ハンフリー・ボガード主演の映画のタイトルですよね。
監督はハワード・ホークス、原作はレイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』。
探偵、フィリップ・マーロウ。
大学時代に読みました。
推理小説やハードボイルド系とか大好きでした。

元々、この曲は、女子流のサウンドの要、松井 寛氏の今年の三月に発売されたソロアルバム『Mirrorball Flare』に収録されている曲で、この曲はミトカツユキさんという方がヴォーカルを担当していたのですが、今年の春の女子流のツアーで、早くもこの曲がカヴァーとして披露されていました。
因みに『Mirrorball Flare』には東京女子流をヴォーカルに迎えて『Paint in Black』という曲も収録されているのですが、これがまたアーヴァンなシティポップスって感じでカッコいいです。もうホントに女子流と松井氏の素晴らしいコンビネーション。憎いよ!


さて、本題の『Count Three』。
《TGS VERSION》ということで勿論、東京女子流の為に新たにリアレンジされています。

松井 寛さんのアルバムからの楽曲なので、勿論、作曲は松井氏によるもの。
特筆すべきは、女子流作品で松井氏の作曲作品がシングル化されるのは初めてなのでした。

70年代風のメロウでアーバンでノワールなサウンドが展開されていきます。
シャープでアグレッシヴなプログラミング。
ハードボイルドという事で、ルパン三世的な大野雄二に通じる雄々しい世界感です。
ミトカツユキさんによる『Count Three』はまさにそんな感じでした。

女子流バージョンも基本的なサウンドはそれほど変わっていませんが、お馴染みの土方隆行氏のギターが鳴っていたり、間奏はミトカツユキ版はサックスソロでしたが、フルートソロに変わっていたり、幾つか変更点があります。
これまでも女子流には大人っぽい楽曲はありましたが、これまで以上にスタイリッシュでスリリングなサウンド。
松井氏の音楽志向が強く反映されているからでしょうか。
この曲を聴いた方からはルパン三世っぽいという感想が多いですが、僕は山下達郎さんの70年代の楽曲を思い出しました。
『HOT SHOT』、『SOLID SLIDER』、『BOMBER』あたりですね。
吉田美奈子さんの歌詞にも似たムードを感じました。
またしても松井氏の腕が冴えわたるイイ仕事!

そして、年々大人びてくる女子流さんの5人それぞれのヴォーカルの表現力も聴きどころ。
うら若い彼女たちとハードボイルドな世界観にはギャップはありますが、それほど違和感はないです。
特に、センターの新井ひとみさんはキマってますね。



ライヴ映えする一曲。
松井寛氏はアレンジャーとしても素晴らしいですが、作曲家としても優れていますね。
先に述べたアルバム『Mirrorball Flare』も聴きごたえのある内容。
バラエティに富んだ内容で、ノリの良いサウンドもあれば、現代音楽に通じるサウンドもあり、氏の音楽性の奥深さを味わえます。

B面は『Killing Me Softly -Miii Remix-』。
最新アルバムのタイトルソングのリミックスバージョン。
Maltineレーベルのトラックメイカー、Miiiによるリミックス
この曲は東京女子流が結成されたときに最初に作られた楽曲で《TGS00》というシリアルナンバーが付けられてます。楽曲の大人っぽい世界観ゆえに、当時の彼女たちにはまだ唄えないであろうという事で、デヴュー以来、公式に発表されることの無かった作品。
しかし、彼女たちの成長を鑑みて、遂に今年のツアー以来ライヴで披露されました。
オリジナルバージョンはミディアムテンポのシリアスなアレンジですが、リミックスではハードコアでアッパーな四つ打ちでアンダーグラウンドな世界観を楽しめます。
『Killing Me Softly』という曲名も何やらハードボイルド。
『Kiss Me Deadly』というフィルムノワールのコトを思い出したり、これは『キッスで殺せ』という邦題のカルト映画でしたね。同名のヘザー・グレアム嬢主演の映画もありました。


話は変わりまして。
先日、赤坂ブリッツで一部と二部へ参加してきました。
一部の『鼓動の秘密』の全曲披露には、改めてファーストアルバムの名盤ぶりを認識。
二部の『Hardboiled Night』の第一夜“The Narrows 天使と罪の街”(このタイトルもハードボイルド小説からの引用)。
映像には5人がハードボイルドな世界を演じるのですが、これが案外良かったです。
演技の未熟さや可愛らしさのミスマッチも含めて。

女子流の今回のシングルはアナログ仕様ですが、この曲もダウンロード販売が始まりました。
レコードプレイヤーが無くても大丈夫。
8月もアナログでシングルがリリースされますが、次は二枚同時にリリースと云うじゃありませんか。
楽しみです。
45回転で回る女子流も良いモノです。
音も良いぜ。

当の女子流さんにとってはレコードなんて、“?”でしょうね。
先日、彼女たちのUSTでは、今回のアナログを試聴という事で、ポータブルプレイヤーで『Count Three』をかけていましたが、メンバーの中江さんがレコードに針を下ろそうとしたときの様子は日本のレコード愛好家を戦慄させるモノでありました。
なんと、中江さんはレコードのアーム部分ではなく、アームの根元部分を持って針を下ろそうとしているのでした!
吃驚しました。始めて観ました。
心臓に悪かったけど、面白かったです。
まぁ、それだけ今どきの女の子には無縁なモノなのでしょうね。

それはそれとして、
先日はサンフランシスコで日本のカルチャーを紹介する『J-POP SUMMIT』に招待されて、二本の主演映画の公開とライヴを開催してきた彼女たち。
今後の海外での活躍が期待出来そうですね。
そして来月も赤坂でライヴ。

“”来月のライブも行きたいのはやまやまだが、おっと仕事だ。

まったく、タフじゃなければ生きていけないぜ。”


『Count Three -TGS Version-』《TGSJ-001》〈作詞:池宮創人/作曲・編曲:松井 寛〉(04'23'')【2014】


Count Three -TGS Version-[7inch Analog]

Count Three -TGS Version-[7inch Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: JET SET
  • 発売日: 2014/07/18
  • メディア: LP Record




GAME [Analog]

GAME [Analog]

  • アーティスト: 松井寛
  • 出版社/メーカー: JET SET
  • 発売日: 2014/08/15
  • メディア: LP Record



existence [Analog]

existence [Analog]

  • アーティスト: 松井寛
  • 出版社/メーカー: JET SET
  • 発売日: 2014/08/15
  • メディア: LP Record



Mirrorball Flare + Royal Mirrorball Discotheque (2枚組ALBUM)

Mirrorball Flare + Royal Mirrorball Discotheque (2枚組ALBUM)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: avex trax
  • 発売日: 2014/03/12
  • メディア: CD


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