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『運命 '95/Melody』 [邦楽女性アイドル/90年代]

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ども、はぐれブロガー軽佻派です。

今夜も黒沢健一さんについて。
彼のメロディメイカーとしての魅力にズームイン!

95年、当時活動していた女性3人組アイドルMelodyのシングルに健一さんが書き下ろしました。
メンバーは田中有紀美さん、望月まゆさん、若杉 南 さん。

この時期だとL⇔Rが『Knockin’ on your door』をヒットさせていた頃でしょうか。
バンドの活動以前にも健一さんは女性アイドルに曲を少しづつ提供していました。
南野陽子さんとか。
一番有名なのは森高千里さんの『気分爽快』ですね。

♪ のもお~
 
ってやつです。
バンドで成り立つ前にソングライターとして活動して、女性アイドルへ楽曲を提供していたという経歴。
アメリカへ目を向けますと、思い出すのはデヴィッド・ゲイツですね。
アサイラムにて四人組のバンド、ブレッドとしてデヴューする以前の60年代前半~中期にはやっぱりガールシンガーやガールグループへ沢山の曲を書いてました。それらもとってもいい曲ばかりでした。
それはそれとして。

また前置きが長くなりました。


運命 '95』について。
イントロにて、これでもかこれでもかと鬼のように連発されるオーケストラルヒットの嵐。
バブリーな感、無きにしも非ずですが、仕方がありません。
だって運命なんスから。
ディアゴスティーニに、
いや、
ディスティニーに、
ビビッとこなくちゃ。
ベートーベンの ♪ ジャジャジャジャーン!!
に対抗するにはこれくらいやらなきゃ、とアレンジャーの新川 博氏が考えたかどうかは知りませんが、インパクトがあり、かつ下世話なイントロ。
当時はエイヴェックス系のダンスビートも隆盛でしたし。

イントロ以降は、
健一さんのジェットコースターのようなめくるめくメロディ展開にグッときます。
サビ、Aメロ、Bメロ、そしてCメロと、メロディメイカーとしての面目躍如。
そしてゴーバンズの森若香織女史の歌詞も、ドラマティックな旋律とアレンジに負けまいとする気合に満ちています。
恋に勝気な年頃の娘気質に溢れた、女性上位な歌詞で迫ります。

この曲はL⇔Rも同年に発表されたアルバム『Let me roll it !』で取り上げています(『Knockin’ on your door』も収録)。
僕が知ったのは、
シングルレヴューの先輩である、nakamura 8cmさんの失われたメディア-8cmCDシングルの世界-でのレヴューで、ずっと後になってでした。
僕がL⇔Rを熱心に聴いてたのは前作のアルバム『Lack of Reason』まででしたっけ。
ブレイクするとちょっと気持ちが離れてしまうのは悪い癖です。
メロディは『運命~』ですが曲の構成、アレンジ、そして歌詞は変更されています。
出来の方は、僕としてはMelodyの方が気に入っています。
先に長く聴きこんでいた所為もあるのかも。




ワンカット、ワンシーンで撮影されたPV、ヒッチコックもビックリ。
低予算で行き当たりばったりに撮られているのかと思いきや、
案外、計算尽くされていて、
ダンスを魅せる場所や小道具として電話をかける場所とか、タイミングとか予め決められていたのだと判ります。
建物の地下に入ってあちこち移動して、巡り巡って、曲の最後には最初にいた建物の入り口にちゃんとタイミングよく辿り着いている。
時間までにちゃんと元の集合場所に戻る、という決まりを守っての自由行動な訳ですね。
なるほど。
それにしてもこのロケ地、なんかRPGのダンジョンみたいですね。
何処にあるんだろう。
彼女たちの熱心なファンが聖地として訪れたり、、、、はしてないか。
キレイなお嬢さんたちのダンスとはしゃっぎっぷりも堪能できる魅力的な映像ですな。
キャメラマンさんもお疲れ様です。

この曲は多分当時スーパージョッキーかなんかで知ったんですね。
90年代は総じてアイドルグループの冬の時代でしたから、情報源はスーパージョッキーに負うところは大きかったです。
その数年後、NHKの『天才てれびくん』で出演してる女の子たちがこの曲をカバーしていて、『運命 '99』というタイトルでした。
『~ '99』にした方がなにか、運命!って感じが強まりますね。
なんでイイ大人が小学校低学年向けの番組を観てるんだ、っていう話でもありますが。
この番組は真心ブラザーズの『空にまい上がれ』、ホフディランの『極楽はどこだ』とか僕の好みに合った曲を何故か取り上げていて、何気なく観てしまいました。


カップリングは『フラレタ気分』。
『ふられた気持ち』では無く。
作詞は天野 滋、作曲は羽田一郎、そして編曲は鈴木雅也諸氏によるもの。
こちらもノリが良くてキャッチ―なメロディで親しみやすい曲です。
♪ Yai Yai Yai Yai ~が耳に残ります。


Melodyは、90年代と言う不遇な時代の活動でしたが、近年のアイドルブームの中で再評価も徐々に高まり、ベスト盤が21世紀になって編まれたり、ラグジュアリー歌謡の枠の中でも評価されたりと少しづつですが認知されて来ているようです。
最近の地下アイドルによってこの曲をカバーした動画がアップされたりと、名曲は歌い継がれているのですね。

『運命 '95』《PCDA-00758》〈作詞:森若香織/作曲:黒沢健一/編曲:新川 博〉(04’06’’)【1995】


Myこれ!クション Melody BEST

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/05/21
  • メディア: CD



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コメント 2

いとぞう

いい曲ですね。黒沢健一さんの作曲ですか。
アイドル冬の時代と言われた90年代には世間的にまだまだ埋もれた存在だったグループも沢山いたんですね。さすが都市色さんです。
ちなみに最近、色んな地下アイドルグループのライヴを観る機会がたまにあるのですが、なかなか良い曲に出会ったりもします。アイドルの世界はまだまだ奥が深い。
by いとぞう (2017-04-11 18:03) 

都市色

>いとぞうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
アイドルのライヴに行かれているのですね。
僕は最近はさっぱりです。

by 都市色 (2017-04-11 23:06) 

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