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『めぐり逢い/荒木一郎』 [荒木一郎]

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こんばんは。
だんだん空気が冷え込んできて、秋の到来を実感しています。
ミスドのブレンドコーヒーをついついお代わりしたくなります(お代わりは無料だし、美味しいし)。

さぁ、荒木一郎作品で今宵も星に唄おう。
荒木さんのシングルを、トリオ時代、フィリップス時代と紹介してきましたが、今回は遡ってデヴューから60年代に在籍していたビクター時代のシングルを。

1968年のシングル『朝まで待とう』です。
が、しかし。
まず先に紹介したいのはそのB面の『めぐり逢い』なんです。
こっちの曲がとっても大好きです。
この曲は同年に公開された東宝映画『めぐり逢い』の主題歌として起用されました。
監督は恩地日出夫、主演は酒井和歌子、黒沢年雄。
60年代末期に数多く制作された《東宝青春映画》の中の一本。
少し前にCSで放送されたモノを録画して観たことがあります。
酒井和歌子さんがとにかく可憐で21世紀の見地からしても大変魅力的でありました。
相手役の黒沢年雄さんはお若い頃からハングマンのイメージで全然青春っぽくありませんでした。
参った参った。
もっと爽やかな俳優さんだったらもう少しこの映画も良くなった筈なのに・・・・。
あとクレイジーケンバンドのファンとしては横浜ドリームランドが映っているのが見ものです。
さて、
このお二人の共演作品ではこれまた少し前にシネヌーヴォで小林正樹監督の『日本の青春』も観ました。彼らの主演ではないですが、映画はとても良かったです。
でも恩地日出夫監督による青春モノでは何と言っても『あこがれ』です。
これは1966年の作品ですが、もう大大大好きです。
もともとはテレビの『木下恵介劇場』の中の『記念樹』というシリーズものの中のひとつのエピソードだったのですが、それを映画として再構成したのが『あこがれ』です。
脚本は木下恵介監督の弟子の若き日の山田太一氏です。
だから当然面白いに決まってます。
やってやろうじゃないかー!(深い意味はありません)
主演は内藤洋子さんと田村 亮さん。新珠三千代さんや加東大介さんも出てました。
もうとにかく内藤洋子さんがメチャクチャ麗しいです。
さらに可愛くて。
ウェイトレス姿のシーンがあるのですがもう最高です。
記念碑を建てたいくらい。
勿論ドラマとしても素晴らしいです。
ビデオで観て感動したことがあるのですが、
数年前に東京へ遊びに行ったときに、少し時間があったので神保町シネマをチェックしたら、
この映画を偶然上映していて観に行きました。
フィルムの状態は良くなかったですが関係ないね(柴田恭平風に)!
やっぱり良い映画で嬉しかったです。
東京って面白い名画座が沢山あるというところがイイですね。
それくらいで後はどうでもイイです。

思いっきり話が脱線しまくってますね。
イイんです。
こんな時間にブログを観てる人なんていないんですから。
という気持ちは大切です。

さぁ、話をグイッと引き戻しましょう。
荒木一郎さんのシングルのB面曲『めぐり逢い』。
青春映画のテーマソングに相応しい、瑞々しい歌とメロディです。
この曲ではイッチャンは作詞のみを担当しています。
作曲はなんと名匠・武満 徹氏です。
まさに天才同士のコラボレーション。
晴れやかで朗々とした武満先生のメロディのひろがり。
若者たちの希望を明るく支えるような三連のバラード。
そして健気な恋人同士の情熱を綴った荒木さんの歌詞。
その荒木さんによるクルーナーな魅惑の歌声。
うっとり。
さらに、編曲は服部克久氏が手掛けています。
フランスのコンセンバトワール出身の華麗なるオーケストレーションの輝きが恋する二人を優しく包み込みます。
もうどこまで名曲やねんと。
ええ加減にせえと。

どんな曲かと、ご存じない方の為に、おせっかいながら音源をアップしたいのですが、
荒木さんによるバージョンが上がっていませんので、
アン・サリーさんとショーロクラブの共演での音源をどうぞ。
楽曲の良さは十分伝わるのではないかと。


https://youtu.be/oPVL5cYX9XY

『まわり舞台の上で』に寄れば、
この曲は武満先生のからのオファーで荒木さんの歌詞と歌が決まったそうです。
芸術祭受賞者同士という事で。
映画とは殆ど関係は無かったそうです。


続いてA面は『朝まで待とう』。
朝まで待てずに記事にしちゃいましたが。
こちらは荒木さんの作詞作曲、編曲は同じく服部先生。
ひとりGSっぽい、ビートが効いたマイナー調のアップテンポのナンバー。
荒木さんの気怠くスモーキーな歌声が夜霧の街のムードを湛えています。


今夜まで数回に渡り、荒木一郎さんの世界にまつわるシングルを取り上げてみました。
まだまだ他にも荒木さん関連の面白いシングルはあるので、また機会があれば記事にしてみようと思います。

『めぐり逢い』《SV-675》〈作詞:荒木一郎/作曲:武満 徹/編曲:服部克久〉



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