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『I’m gonna love you a long long time/PATTI & THE EMBLEMS』 [ソウル/60年代]

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こんばんはー。

新しい一週間が始まりました。
いつもながら月曜日は気分が重いものです。
そんなブルーマンデーをぶっとばせ!
って感じで元気はつらつ、ノーザンソウル!

あ、もう火曜日か。

今宵は
レアなソウル系7インチを再発する海外のレーベルRECORD SHACKからの一枚。
PATTI & THE EMBLEMSシングルI’m gonna love you a long long time』です。

ソウル系の女性シンガーのパティというと、パティ・ラベルが思い浮かびますが、
違う方のパティさん。
リードヴォーカルのパティ・ラッセルさんと、コーラスの3人の男性による、60年代に活動したニュー・ジャージーの4人組のヴォーカル・グループ。
1964年にデヴュー曲『Mixed-up,Shake-up girl』がビルボードで37位まで上昇するヒットを記録。
これを書いたのが、フィリーサウンドの有名なプロデューサー/作曲家チーム、ギャブル&ハフの片割れのレオン・ハフ氏でした。
本日紹介するのは1968年のKAPPからのシングル。

威勢のよく高らかに鳴り響くホーンセクションのイントロ。
躍動するミディアムの8ビート。
魅惑のヴィヴラフォンの響き。
パティ嬢の陽気で張りのある歌声。
末永い愛を誓います。
そして彼女の歌声に呼応するバックの男性コーラス。
若々しさが漲っています。

プロデュースと作曲曲はLeroy Lovett と Frank Bendinell 。この方たちもフィリー系の作品で多く良い作品を残しています。



モダンでクールでパワフルでポップでダンサブルなブラック・ミュージック、ノーザン・ソウルの魅力が詰まったサウンドですね。
日頃の憂さを吹き飛ばすような、カラッとした清涼感、明るさがノーザン・ソウルにはあります。


60年代そして70年代、ロンドンのMODな若人達はクラブでかように享楽的な音楽に合わせて踊ったり、愛を交し合ったのでしょう。

B面は彼らの66年のCONGRESSというKAPPの傘下のレーベルから発表したシングル『IT'S THE LITTLE THING』。
こちらも実に切ない旋律がメロディアスで転調の使い方が憎いです。
ハートをガッチリと掴まれてしまいます。
曲を書いたのは、《Rensick-Leka》のコンビ。
Artie Rensnick とPaul Lekaの事でしょうか?
バブルガムポップ系の作曲家かな。
アレンジはご存じジミー・ワイズナー。
イントロのヴィブラフォンの響きから誘惑されます。




う~ん、素晴らしい。
ホントはこういうノーザン・ソウルやガール・ポップモノだけを追求して余生を送ることが出来ればいいのになぁとときどき思います。

自分の記憶の中で初めて聴いたノーザンソウルは何だったかと思い出すと、ラジオの深夜放送でオールナイトニッポンの放送の終わり頃の時間帯で当時僕が住んでいた地方のラジオ局がCМの時間調整に決まって流していたシュープリームスの『恋はあせらず』だったと思います。あの当時曲名も知らなかったのですが、無性に聴いていて胸がときめいていました。あの時のワクワクした感じが今回紹介したパティとエンブレムズの楽曲にも感じられるのです。

ああ、昨日もイロイロと散々な目に合いましたが、晴れ晴れとしたシングルを聴いて、
明日の風に吹かれたいと思います。

『I’m gonna love you a long long time』《RS.45-023》〈Written & arranged by Leroy Lovett &Frank Bendinell〉(02’15‘’)【2015】


Mixed-Up Shook-Up Girl

Mixed-Up Shook-Up Girl

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Philly Archives
  • 発売日: 2001/06/14
  • メディア: CD


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『The Saviors /BART DAVENPORT』 [米国ロック/00年代]

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こんばんは、

ほーんと、世の中、ヤな事ばっかりですね。
そんなときはツイッターから避難して、ブログに籠って自分の世界へ。

ひさしぶりに洋楽のシングルを。

今宵御登場いただくのはロス・アンジェルスのシンガーソングライター、バート・ダベンポート
調べると、90年代から活動しているのですが、このミュージシャンを知ったのはそれほど前の事ではなく、
二、三年前、とあるネットの大きな輸入盤屋さんで試聴して気に入ったからです。
ジャケットはスーパーマンの様ないでたちの風采の上がらなそうな男が高層ビルに腰かけてギターの弦を張っているというイラスト。F先生の中年 スーパーマン左江内氏みたい。
このイラストもユーモラスで気に入りました。
PHYSICAL WORLD』というタイトルのアルバムは彼にとって6作目。
レコードで手に入れてたちまち何度も何度も繰り返して聴くほど気に入ってしまいました。
ポップなツボを押さえたソングライティングで、パワーポップ、ロック、ネオアコ、AOR、SSWなどの魅力に溢れた一枚。歌声もどこかポール・マッカートニーに通じる若々しい年齢不詳な、親しげな感じ。
サウンドもそれほど奇を衒ったものでは無く、リラックスした感じですが決めるとこは決めてます。
僕にしては久しぶりの大当たり。ドンピシャ。
当然、彼のディスコグラフィが気になってそれまでの作品をチェックしていく途中で、昨年に手に入れた一枚のシングル盤。
場所はアメリカ村のタイムボムでした。

さぁ、A面の『THE SAVIORS』は2003年発表のセカンド・アルバム『GAME PRESERVE』に収録されていた曲を何故か2014年になってシングルとしてリリース。
愁いを帯びたアコギのストロークからの疾走感のあるネオアコースティックなポップソング。
翳りのあるビターでシンプルな演奏。
小気味良いドラミング。
フリューゲルホルンの優しく悲しげな調べがどことなくぺイル・ファウンテンズっぽくないですか。
間奏のアコギのソロの幻想的なコードチェンジ。
叙情と清涼感のある2分半。



“SAVIOR”とは救世主という意味。

街角でギターを弾き語りで唄うバートさん。
ギター一本だと、ノースマリン・ドライヴっぽくないですか。




B面は『Beg, Steal, Borrow』、2001年に発表された彼のソロデヴューアルバム『BART DAVENPORT』からの楽曲。乞え、盗め、借りろ。
バートさんのソングライティングでのメロディアスな冴えが十分伝わってくる甘美なミディアム調の一曲。
優しげな彼の歌声ともマッチします。
曲の終わり頃にストロベリーフィールズ・フォーエヴァーになりそうなメロディ展開のところもキュンとします。

バートさんの弾き語りでどうぞ。



彼のホームページを覗いたら、去る5月18日にカリフォルニアにて、ジョナサン/リッチマンのライヴをサポートしたとのコト。良いですねぇ。観たかったなぁ、と無理を言う。

先に述べたアルバム『PHYSICAL WORLD』は後に国内盤でCDでリリースされました。
片寄明人さんも絶賛されてました。
気になられた方は是非、乞え、盗め、借りろ。
盗んじゃダメ。いけないいけない。

沢山売れたら、いや売れなくても、いやいや、出来れば売れて欲しいけど、そのうちに来日でもして欲しいと思います。

次の作品も楽しみにしています。
と、日本の片隅から応援しています。
バートさん。

『The Saviors』《Ref YATC 08》〈Witten by Bart Davenport〉(02’34’’)【2014】


Physical World

Physical World

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Love Monk Spain
  • 発売日: 2014/03/04
  • メディア: CD



Palaces (Dig)

Palaces (Dig)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Antenna Farm
  • 発売日: 2008/09/09
  • メディア: CD



Searching for Bart Davenport

Searching for Bart Davenport

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Tapete Records
  • 発売日: 2011/02/15
  • メディア: CD



Maroon Cocoon

Maroon Cocoon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Antenna Farm
  • 発売日: 2005/02/22
  • メディア: CD



Game Preserve

Game Preserve

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Antenna Farm
  • 発売日: 2003/10/21
  • メディア: CD



Bart Davenport

Bart Davenport

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Antenna Farm
  • 発売日: 2008/10/14
  • メディア: CD


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『土曜の夜は/Negicco』 [邦楽女性アイドル10年代]

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押忍。

あなたの払い過ぎたお金を取り戻します!
過払い金のお悩み、ブログで簡単解決。
3分54秒無言診断でお馴染みの、『03’54’’』どえーす。

ハイ、今日はサタデイという事で

この胸に サタデイ!
違うよ サムデイ!
信じる心いつまでも をモットーに今回も土曜日のシングルをご紹介。

前回は60年代まで遡ってみましたが、何も起こりませんでした。
何も過去の作品にばかり土曜日のシングルがある訳じゃ御座いません。
次元は会議室で怒っていません。
つい最近リリースされたばかりのNegiccoさんのドーナツ盤を取り上げてみましょう。
タイトルは『土曜の夜は』。

快進撃を続けるNegiccoのお嬢さんたち、21世紀産のシティ・ポップを追及する手を微塵も緩めません。
やはりシティ・ポップスの総本山が《土曜日》にあるコトを見抜いていたのですね。
さすがの猿時(皆川)です。
今回は新進気鋭のポップス・ユニットウワノソラ”の角谷博栄氏を作曲・編曲者に起用しています。
間もなくリリースされる彼女たちのサードアルバムからの先行シングル。
“ウワノソラ”はスペクターサウンド、ナイアガラサウンドの流れを組む音作りで最近にわかに注目を浴びています。僕もこのブログではまだ取り上げてませんが、昨年彼らの7インチ『恋するドレス』を買いました。
LAMP、流線形、あたりの70年代のシティポップを分母とするミュージシャンたちに引けを取らないセンスでした。
それはともかく、Negiccoさんの今回のシングルはズバリ“SUGAR BABE”。
1975年に大滝詠一氏の運営するレーベル・ナイアガラからシングルとアルバムを一枚ずつ残して解散したバンド。当時は様々な理由からブレイクはしませんでしたがバンドの元メンバーたちのその後の日本のポップス史を大きく塗り替える様な目覚ましい活躍から伝説のバンドへと評価を揺るぎないものにしています。
僕が語るまでも御座いませんでした。
『土曜の夜は』は『SHOW』のリズムパターンで大貫妙子さんがメロディを作ったなら、という妄想で生まれたような目くるめく軽音楽。
リリカルなピアノの爪弾きに誘われ、
七色のたそがれが降りてくるような自由な夜の解放感が躍動するリズムと爽やかなコーラスワークに溶けていきます。
Nao☆、Meg、Kaede、ご三方のヴォーカルも淑やかに。
作詞はNegiccoの座付き作家、connie氏。
歌詞に“雨”が出てくるあたり、『土曜日の恋人』への目配せが感じられます。
サウンドの質感は笛吹童次というより、吉田 保ミックスと言う感じでしょうか。
1986年にリリースされたCD版の『SONGS』風。
つまり、ロックではなくソフトロック解釈のシュガーベイブ、です。
エンディングでテンポが微妙に上がるとこも好きです。

B面は『土曜の夜は』のカラオケというかインスト。
褒め過ぎるとアレなので、同じ曲なんだから値段は1500円(税抜き)じゃ高いぞと。

それはそれとして、シュガーベイブ愛がサウンドに詰まってます。
シングルのジャケット、左上の隅に見覚えのあるロゴが見えますが、〔niigata〕と表記されています。
御間違いなきように。

『SHOW』っぽい曲を聴いたら、お次は『DOWN TOWN』で。

彼女たちのニューアルバム『ティー・フォー・スリー』も楽しみですね。
『土曜の夜は』を少しだけ聴くことが出来ます。
なお、この7インチはタワレコオンライン限定での販売なり。



最近リリースされた《土曜日》をテーマにしたシングルは実はもう一枚あるのですが、またの機会にしましょう。

じゃあまた、はばないすさたでー。


『土曜の夜は』《TPRV-0020》〈作詞:connie/作曲・編曲:角谷博栄〉(04’42’’)【2016】


ティー・フォー・スリー

ティー・フォー・スリー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: T-Palette Records
  • 発売日: 2016/05/24
  • メディア: CD







SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: CD



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『北京ダック/細野晴臣』 [邦楽ロック/70年代]

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こんばんは、時刻はちょうど午前3時54分。
今宵のシングルはコレです。
去る5月7日、8日に細野晴臣さんが中華街でライヴを開催されたそうですね。
行きたかったぁ。
場所は、横浜の広東料理店、同發新館。
勿論、彼のファンなら思い出すのは今から40年前(1976年5月8日)に同場所で開催された伝説の中華街ライヴ。
ハリー細野カムバック!!

そのライヴは今回取り上げるシングルのリリース記念でもあったそうです。
北京ダック』は1976年4月25日発売でした。
前年の6月25日に発売されたアルバム『トロピカル・ダンディー』からのシングルカット、あらたにレコーディングされたバージョンです。

この曲は藤子不二雄先生の短編漫画からインスパイアされたそうですが、
僕も読んだことありますが、F先生じゃなく、A先生の方の作品で、ブラックユーモアの効いた恐ろしい内容でした。食欲は減退。

シングル・バージョンはキーもリズムも変更されています。
横浜の中華街、外は雨が降っています。ある一軒の中華料理屋さんの軒先で火事が!
お店からアヒルたちが飛び出して。
雨と火事、そして逃げ回るアヒル。
幸運にも、北京ダックになり損ねたアヒル。
騒ぎに紛れて、赤い靴を履いた君もアヒルを抱きかかえて逃げている(盗んだ?)。

上に下への大騒ぎの様子が、アルバムバージョンよりも速まったテンポでよりユーモラスに演奏で表現されています。バイヨンの弾むリズム。
キーも上がっているので賑やかな感じに拍車がかかっています。
異国情緒あふれるムードと、コミカルな世界観、ほのぼのとした細野さんの鼻歌。
今聴いても微笑ましく。
懐かしい感じとはまた少し違うのです。
サウンドがちっとも古びていないし。

当時の音楽ファンは細野さんのエキゾチックな路線に戸惑いを覚えたかもしれません。
今聴いても新しいくらいですので。

B面は1976年にリリースされた『泰安洋行』からの先行シングルとなる『ブラックピーナツ』。
和製カリプソナンバー。
当時の《ロッキード事件》での賄賂の金銭を“ピーナツ”と呼称していたことから、この事件を皮肉った歌詞と言われています。遊び心を練り込んだ歌声で陽気に歌うハリー細野氏。

サビのメロディはリチャード・A・ホワイティングの作品から引用しているそうです。
細野さんの叩くマリンバのイントロからリズミカルな演奏が始まります。

それにしてもA面、B面ともティンパンアレーの卓越した演奏がバクハツしています。
日本人離れしたリズム。
ギターは鈴木茂さん、ドラムは林立夫さん、そして細野さんのベース。

『泰安洋行』といえば、収録されている『香港Blues』はハワード・ホークス監督の映画『脱出』で使われた音楽で、少し前に梅田のプラネットプラスワンというミニシアター観ることが出来ました。
作曲者のホーギー・カーマイケルが劇中にピアノで弾き語りで唄っていました。
映画自体も面白かったです。
ボガードとバコールもイイですね。

俗に、ティンパンアレーの布陣で製作された、70年代後半の『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』『はらいそ』をエキゾチック三部作と称しますが、浮世離れした、夢にいる様な世界観が今でも新鮮です。
細野さんはこのとき20代後半でもっとも才気走ってる感じが伝わっています。
熱に浮かされた感じというか。
南国で育ったリズムを多用しながら、細野さんならではのクールな視点が貫かれていてそのバランスが絶妙です。
この時期、方や大滝さんもナイアガラレーベルから実に個性的な音楽を作りまくってました。
どこかライバル心もあったのだと思います。
松本 隆さんの情緒を重んじる言葉世界から見事に切り離されて。
当時の日本のロックの主流から独立していました。
だからこそ今でも音楽が生き残っているのでしょう。

細野さんのライヴは昨年の6月に初めて行きました。
もう大感激でした。
もうあれから一年近くになるのですね。早いなぁ。
またツアーで大阪に来られるそうですが、今回は行けそうにありません。

先日の中華街での宴は6月に国営放送でオンエアされるそうですね。
観ねば。
40年前の中華街ライブの模様はボックスセット『クラウン・イヤーズ1974-1977』のDVD に収録されていますね。

最後に、この場を借りて、
細野さんの育んでこられた魅惑の音楽に感謝します。
これからも御達者で浮世離れした音楽で楽しませてほしいです。

因みの今回のシングルはオリジナル盤ではなく、90年代中期に発売されたヴィヴィッドレコードからの再発盤です。これはこれでレア。

以上、(午前)三時の子守歌でした。

『北京ダック』《VSEP-805》〈作詞・作曲・編曲:細野晴臣〉(02’41’’)【1976】


泰安洋行(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2000/12/16
  • メディア: CD



トロピカルダンディー(紙ジャケット仕様)

トロピカルダンディー(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: 細野晴臣,細野晴臣,M.Gordon,矢野誠
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2000/12/16
  • メディア: CD



ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977

ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977

  • アーティスト: 細野晴臣,ティン・パン・アレー
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: CD



矢野顕子+TIN PAN PART II さとがえるコンサート (完全生産限定盤)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2016/04/06
  • メディア: CD



さとがえるコンサート(完全生産限定盤)

さとがえるコンサート(完全生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2015/03/18
  • メディア: CD



はらいそ

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  • アーティスト: 細野晴臣&イエロー・マジック・バンド
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: CD



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『土曜の夜何かが起きる/黛 ジュン』 [土曜日のシングルたちへ]

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ハーイ、あっこです(ウソ)。
またまたやって来ました。
週末への片道キップ、《土曜日のシングルたちへ》。

半ドン!良い土曜日、悪い土曜日、普通の土曜日!

今回ご紹介するのはジュンちゃん、いや、黛 ジュンさんの『土曜の夜何かが起きる』です。
これも前回のキャンディーズの曲同様、70年代のシングルかと思いきや、69年(昭和44年)の12月のリリースでした。
ギリギリ60年代。
まぁ、正確には70年代は1971年から始まるのですが。

因みに奇しくも同年にリリースされた和モノの名曲誉れ高い石川 晶さんの『土曜の夜に何が起こったか』のシングルは持ってないのでこのブログでは残念ながらご紹介出来ません。あしからず。
ダブってる人、下さい。
しかしタイトルがよく似ていますね。
何かが起きる前と、起きた後。
サタデーナイト・ビフォーアフター。
う~ん、何が起きたのでしょうか?
知ってる人、教えて下さい。


それはさておき。
彼女の〈黛 ジュン〉名義としては9枚目のシングル。
このシングルも、イントロからカッコいい。
匂い立ってくるような妖しいグルーヴ。
うねるベースライン、ギロの響き、コンガのリズム、アルトサックスのブロウ。
このノワールでクールなビートが終始楽曲を支配しています。
昭和元禄、1969年という激動の時代のパワーが感じられそうな。
名作曲家・鈴木邦彦氏のリズム歌謡。
この当時、氏は31歳ですので働き盛りの才気が漲ってますね。
名曲を連発しています。

危い土曜日』同様、土曜日が内包する何かが女を恋へと狂わせる、と言う感じの歌詞。
何なんでしょうね、土曜日。
なかにし礼氏の作詞。
当時21歳ながら成熟した切れ味鋭い黛女史の歌声。
パンチ!パンチ!パンチ!な歌唱。



今聴き返してもワクワクしますね。
海外の歌謡曲ファンにも人気のある曲です。

B面は『恋する女』。
こちらもなかにし&鈴木コンビの作品。
テンポがスローな感じの、やや演歌寄りの歌謡曲。
タイトル通り、なにもかもあなたを求めている、恋する女の歌。
ゆっくりと諭すように女心を歌う黛女史の確かな歌唱表現。

現在も彼女はときどきテレビの歌謡ショーへ出演されて往年の魅力のままに唄われています。
芸のある歌。
昭和の歌謡曲のパワーと共に。


さぁ、このブログをご覧の皆さんの土曜の夜、何が起きるのでしょうか?

それでは、はばないすさたでー。



『土曜の夜何かが起きる』《CP-1052》〈作詞:なかにし礼/作曲・編曲:鈴木邦彦〉(02'42'')【1969】


ゴールデン・ベスト: 黛ジュン

ゴールデン・ベスト: 黛ジュン




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『ジャスミンガール/佐野元春』 [佐野元春]

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こんばんは。

デヴュー40周年の達郎さんのライヴを観た話は既にしました。
デヴュー35周年の元春のライヴを観た話はまだでしたね

お二人とも僕が十代のころから追いかけているミュージシャン。
共に大滝さんと縁の深いナイアガラ・トライアングルOB同志。
どちらも大阪フェスティヴァル公演を観ました。
達郎さんは昨年の12月、
そして元春は今年の3月13日。
彼の60歳のバースデイに。

コヨーテ・グランド・ロッケストラ》なる、コヨーテバンドのメンバーを主体としながら、
ハートランド、ホーボーキングバンドのメンバーも参加しての、今回の為に組まれた編成でのバンド。
30周年の時もスペシャルなメンバーでしたが。
思うのは元春はソロで活動をしていながら、常に《バンド》を疑似的ではあるけど固執してきたという事です。
そして素晴らしい音楽仲間と活動してきたという事を常に彼自身が言葉にしています。
達郎さんもライヴでは常に固定されたメンバーとの演奏を大切されていて、《バンド》へのこだわりを感じさせます。

そしてお二人ともライヴの演奏時間が3時間半なのでした。
元春のコヨーテバンドでのライヴはこれまで少し短く感じていましたが、
今回は35周年という事でステージに出づっぱりで休息も殆ど取らず演奏していました。
ライヴの定番のナンバーは勿論ですが、これまでライヴで聴いたことの無かった曲も幾つかありました。

そして今回取り上げるシングルは、久しぶりにステージで聴いた曲でとっても印象に残ったモノです。
ハイ、『ジャスミン・ガール』。
『バッド・ガール』『レイン・ガール』と並んで【ガール三部作】と、今勝手に僕が思い付きで名付けます。
1990年秋のシングルです。
アルバムTIME OUT!』からの先行シングルでした。


この曲は何というか、元春による女性賛歌と言っていいと思います。
大都市、または地方都市で生活して、普通に仕事に就いて日常を送っている女性たちへの普遍的なラヴソング。
元春は現在のご自身で運営しているレコードレーベルが『Daisy music』と名付けられているように《花》が大好きなので、他にもコンサートのタイトル、そして今回のように曲名に花の名前を入れたりします。ジャスミンのように香しく、健気に生きている女性。
慎ましくも気品を湛えて日々を生きる女性へのエールが歌詞に込められています。
元春の理想の女性像が歌詞に描かれているのでしょう。



親しみ深いメロディラインも魅力だし、元春の歌声も明快。
70年代風なシンプルかつ温かいハートランドの演奏に乗って。
エンディングのハーモニカの響き(元春が吹いているのだと思います。)もグッときます。
派手さは無いですが、洗いざらしのシャツ、履きなれたスニーカーのように心地よくフィットする颯爽とした、素敵な曲です。
このアルバム辺りから元春のソングライティングの視点がより日常的なモノにシフトしていると感じられます。
それは近年のアルバム『THE SUN』(2004)に収録されている『希望』という曲でも顕著です。

 俺はありふれた男

と、市井の人々を彼なりの距離感でスケッチしています。

今回のツアーではこの曲を披露するときに、
長年応援してきたファンに対して、

「いつかどこかで、僕の曲を発見してくれて、僕を支えてくれたみんなに、感謝したいと思います。女の子たちは、学生服の人もいて、男の子たちは、似合っているんだか似合っていないんだか分からない服を着て、僕のロックンロールに夢中になって、歌ったり踊ったりしていた。それは奇跡だと思います。いろんなことがあって、生き抜いて、どうにかサヴァイヴしてきた。そのことをみんな、もっと誇りに思っていいと思うよ」

と元春はコメントしていました。
平凡な人生、普通の生き方、と簡単に言い切ることが出来ない位、今を生きるコトは大変なんだと思います。
山田太一氏の素敵なドラマじゃないけど、『ありふれた奇跡』の連続の果てに僕らは生きているのだ、とときどき思います。
元春による女性賛歌はアルバム『ZOOEY』(2013)の『スーパー・ナチュラル・ウーマン』にも受け継がれていますね。

そう云えば、あまり関係はないのですが、よくペットボトルのジャスミン茶を飲みます。

カップリングは『空よりも高く』。
アルバム『TIME OUT!』の最後を飾る曲でもありますが、オリジナルは7分近くの長尺の為、シングルでは少し短くエディットされています。
一人の男が、真夜中に車を運転している。
どうやら家路に向かう途中で遠い距離を走っている。
その道すがらの物語。
シンプルなフレーズが続く、淡々とした展開のミディアム調の内省的な作品。
家へ帰ろう”という歌詞のリフレインが深く、じんわりと響いてきます。
ハートランドの緻密で静謐を湛えた確かなアンサンブルも聴きどころだと思います。
この曲を初めて聴いたのは彼が当時担当していたラジオでした。
月曜から木曜日までの25分ほどの帯番組でした。
アサヒビールがスポンサーの『TASTY MUSIC TIME』という番組名で。
最初に聴いたときの印象はビートルズの中期のような、ジョン・レノンが作りそうなシンプルな曲と言うイメージでした。
真夜中を舞台にしたバラード調の長尺の作品という事で、初期の作品『ハートビート』も髣髴させます。
あの曲の登場人物、小さなカサノバが時を重ねて30代くらいになったら、という設定で聴いてみるのも面白いと思います。
この歌の主人公は無事に帰宅できたのでしょうか。
この曲も地味ですがとっても美しい曲で聴けば聴くほど味わいを感じます。
またライヴで聴いてみたいです。



上記の二曲を収録したアルバム『TIME OUT!』はハートランドとがっぷり組んで、しかもアナログレコーディングで録音されました。この年、元春はデヴュー10周年でした。
それにしてはやや地味な内容かなと思いました。
内省的なサウンドは『ヴィジターズ』『カフェ・ボヘミア』そして『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』の三作が、グローバルで社会的な事象を追っていた事への反動でしょうか。
あの当時、社会主義の崩壊やバブル経済の終焉、そして昭和から平成へと、大きな時代のうねりを感じていました。
その変わり目を観察眼の鋭い佐野元春は見抜いて、『タイムアウト!(小休止)』と慌ただしい世情の流れから距離を置いたアルバムを作ったのかもしれません。

打ち込みのダンスミュージックやハウスが流行っていたデジタル時代に敢えて逆行するような、そしてアルバム全体もシンプルなバンド編成で曲調も穏やかで地味な感じでした。
また当時はバンドブームでありましたが、それらの若さに任せたビートの強いタテノリのサウンドでもありませんでした。
ジャケットもモノクロームで撮影された元春のアップの写真でしたし。

このアルバムで敢えて自分のスタンスを整えたからこそ、次作の『SWEET 16』、そして『THE CIRCLE』というハートランドとの充実した傑作を生み出すことが出来たのだと今は思います。
この三作を以って、長年ライヴやレコーディングを共にしたバンドと袂を分かちます。

最後に、
『TIME OUT!』はアナログ・レコーディングで製作されたのだから、レコードで聴いてみたいとずっと思っているのです。
アナログ盤が再評価されているので今こそレコードで再発して欲しいなぁと切望しています。


『ジャスミン・ガール』《MFCDS4 》 〈作詞・作曲・編曲:佐野元春〉 (03’43’’)【1990】


Time Out!

Time Out!

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2016/03/23
  • メディア: CD



EPIC YEARS THE SINGLES 1980-2004

EPIC YEARS THE SINGLES 1980-2004

  • アーティスト: 佐野元春
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/06/28
  • メディア: CD



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『危い土曜日/キャンディーズ』 [邦楽女性アイドル70年代]

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ハイ、どうも、
素敵な週末の呼び水、土曜日のシングルたちへ。
3回目。

5月最初の土曜日。
80年代のシングルが続きましたので、今宵は70年代の曲をどうぞ。
キャンディーズの3枚目のシングル。

危い土曜日』。
もうすでにこのブログで紹介していると思っていたら、まだでした。
この曲も大好き!
『危い火曜日』というタイトルだったとしても好きになってたでしょう。

カッコ良すぎるイントロから引き込まれます。
70年代当時、アメリカでブラスロックが注目を浴びていましたが、
それに影響を受けたのでしょうか、
パンチの効いたアレンジです。
竜崎孝路氏によるもの。
ドラマーのハイハットのリズムに合わせ、低音を重視したホーンセクションの小刻みなブロウ。
そしてストリングスの高らかな響きに導かれ、3人の歌声が咲きます。
スーちゃんのひたむきな輝きに満ちた歌声を中心にランさん、ミキさんの華麗なるハーモニーが並走します。
荒くれたコンガのリズム、プリミティヴ。
躍動感あふれるサウンドに弾む若さあふれる歌声。
めまぐるしくドラマティックメロディ展開。
リズムもテクニカルに変異。
疾走感のある演奏。
聴く者はひたすら、楽曲の猛威に振り回されるだけ。
実に刺激的。
土曜日の夜が内包する得体の知れない解放感が音楽となって、少女を大人へと誘惑します。
《危ない》ではなく、《危い》という表記も何だか通好みで大人っぽい。
作詞は安田かずみさん。

作曲はおなじみ、森田公一氏。
氏が手掛けた『あなたに夢中』『そよ風のくちづけ』の朗らかなムードから一転、怒涛のブラスロックへ。
Aメロ、Bメロ、そしてサビへと、どんどんエスカレートしていく高揚感がドラッギー。

スローもアップもなんでもござれ、キャンディーズの3人の歌唱表現の確かさ。
一糸乱れるコトの無いハーモニー、ダンス



スーちゃんの“もぉっと~”がハートを抉ります。

彼女たちの動画を観ていると(見惚れていると)、時間のたつのも忘れてしまいます。
何なんでしょう。
この、映像の快楽。
時代を超越した美しさを感じずにはいられません。
どれだけ褒め称えても足りないほど。
アイドル史の最良で最高の瞬間が刻まれています。

リリースから40年近くたちますが、色褪せることがありません。

B面は『青春の真中』。
健康的で清涼感に満ちたソフトロック歌謡。
スーちゃんの純情一直線の歌唱に耳からとろけます。
70年代の少女マンガの様な。
ロマンティックでクリーミーなムード。
電子ピアノの音色がさらにドリーミー。
『危い~』と同じ作家陣による作品。



70年代も沢山の土曜日のシングルがあります。
今よりも週末への切望感がハンパじゃ無かった時代。

そのヴァラエティ度は80年代以上とも言えるでしょう。

お楽しみに。

それでは、はばないすさたでー。


『危い土曜日』《SOLB131》〈作詞:安井かずみ/作曲:森田公一/編曲:竜崎孝路〉(03’10’’)【1974】



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