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『IT'S NOT UNUSUAL(よくあることサ)/トム・ジョーンズ』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。

またまた達郎さんのライブネタで棚からひとつまみ。
《棚つか》ならぬ《棚つま》です。

今宵はトム・ジョーンズ

マッチさん、
マーチンさん、
と来て、マッチョさんの登場です。ちがうか。

宇宙人が日本に潜入して様々な職種を調査する人でもありません。缶コーヒーの。


そんなことはどうでもよくて。
IT'S NOT UNUSUAL(よくあることサ)』は以前も紹介しましたが、そんなコト誰も覚えていないでしょう。
そのときはCDでした。
あの後、日本盤のアナログシングルを見つけました。
まぁ、良くあるコトです。
このシングルは1970年に出たレコードで、『THIS IS TOM JONES』というTVショーのテーマソングに『よくあることサ』が使用されたコトを受けて発売されたモノらしいです。ジャケットに書かれています。

達郎さんが昨年のツアーでフランキー・ヴァリの『君の瞳に恋してる』をカヴァーしたところ、
大好評でした。
これまでもライヴの中で洋楽のカヴァーはしていましたが、ここまでの反響は無かったそうです。
特に女性ファンからのリアクションが大きかったと思われます。
今回のツアーでは《キャラじゃない曲》と《判り易い曲を》というコンセプトがありまして、
それではと、今回のツアーも所謂ひとつのベタな往年のヒット曲を、選曲されたのだと思います。
達郎さんはプライベートでカラオケに誘われたときに『よくあることサ』をお歌いになるそうで、
ライヴでも「ちょうど山下達郎とカラオケに行ったと思ってお聴きください」とジョークを付け加えながらカヴァーしていました。
達郎さんの歌唱スタイルはラスカルズのフェリックス・キャヴァリエやフランキー・ヴァリ、ディオン、そしてバリー・マンなど、イタロ・アメリカンのシンガーの系譜に属するヴァイタリティ溢れる陽性なエッセンスが感じられますので、トム・ジョーンズのようなワイルドなヴォーカルスタイルも問題ありません。楽勝です。

この曲はゴードン・ミルズとレス・リードの共作ですが、元々は女性シンガーのサンディ・ショウに作られた曲なのでした。
ゴードン・ミルズはトム・ジョーンズの友人であり、作曲家として活動していた彼の作品のデモ音源の吹きこみの仕事をトム・ジョーンズがしておりました。
そのデモ音源での歌唱の素晴らしさにトム・ジョーンズの2枚目のシングルとして売り出されることになりました。
後にゴードン・ミルズはMAMレコードを立ち上げて、ギルバート・オサリヴァンなどを手掛けることになります。

希望に満ち満ちたホーンセクションのフレーズを従え、
水を得た魚のように、生き生きと揚々と歌いまくりまくるトム・ジョーンズ。
打てば軽く柵越え、と言った感じ。

愛する相手への嫉妬深い思いが溢れたラブソングですね。



いやぁ、エルヴィス以上にセクシャルな胸騒ぎの腰つきであります。
要注意!

達郎さんもトム・ジョーンズのファンだと公言されていました。
殆どのレコードをコレクションされているとか。

B面は『TO WAIT FOR LOVE(邦題:愛のおとずれ)』。
名作曲チームのバート・バカラックとハル・デイヴィッドのコンビによる楽曲です。
このふたりの作品では『WHAT'S NEW PUSSYCAT ?(何かいいことないか子猫チャン)』の方が有名でしょう。
『愛のおとずれ』はしっとりと切ないバラードです。
ウォーカー・ブラザーズが歌った『MAKE IT EASY ON YOURSELF』のようなタイプの楽曲。
スコット・ウォーカーに勝るとも劣らない哀愁溢れる歌いっぷり。
秋にピッタリな素敵な曲です。



同時期にポール・アンカもこの曲を歌っています。
ハーブ・アルパートのバージョンでも有名。
そして何と達郎さんもカヴァーしています。
僕は達郎さんの唄でこの曲を知ったクチです。
2002年にリリースした『RARETIES』に収録されています。
1993年の『SEASON'S GREETINGS』でのレコーディングの時に録音されたそうです。

という訳でシングルの両面とも奇しくも達郎さんが取り上げております。


かように達郎さんのライヴは毎年毎回色んな趣向に満ちているし、音楽の勉強にもなります。
来年もまたお元気な姿をステージで魅せて頂きたいです。

『IT'S NOT UNUSUAL(よくあることサ)』《TOP-1507》〈Written by G.Mills and L.Reed〉(02'01'')【1970】


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『SUBSTITUTE(恋のピンチヒッター) / THE WHO』 [英国ロック/60年代]

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わんばんこ。

ラジオが楽しい今日この頃の都市色です。
ラジコのタイムフリー、エリアフリー機能により、ラジオがますます好きになりました。
聴ける番組が増えてウレシイです。
通勤時間にイロイロと聴けるのがいいですね。
ラジオの恋人、ラジコ。
なんて。

そして昨日、また好きなラジオ番組が始まりまして。
というか、またやって来ました。
春になると、プロ野球シーズンになると、渡り鳥じゃないですが、あの男がマイクに戻って来ます。
還って来た男の名前は安田謙一、またの名を“ロック漫筆家”。

彼のラジオシーズンが今年も無事に開幕しました。
軽妙な音楽とおしゃべりの魅惑のラジオ番組『夜のピンチヒッター』(通称“夜ピン”、not 洋ピン)。
以下はオンエアの冒頭に述べられる口上です。


  ナイター中継が無い金曜の夜。
  ロンリーウィークエンダーの破れたハートをパッと狙い撃つ、ロックンロール無礼講。
  DJがわざと変な曲をかけまくる、怒涛のラジオ番組
  その名も、“夜のピンチヒッター”

生まれも育ちも神戸の安田さんの地元のラジオ局、ラジオ関西にて、
プロ野球シーズンの四月から九月いっぱいまでの約半年、放送局がジャイアンツのナイター中継の為に用意した時間帯にナイターの試合が予定されていない場合にオンエアされるという、ちょっと、変則的な番組。
番組タイトルどおり、まさにジャイアンツナイターの穴埋め、いや、代打の切り札、夜のピンチヒッターな訳です。
放送開始は2011年4月。
放送時間は100分のときもあるし、2時間半のときもあったりと放送日によって異なります。
放送される曜日は決まっていますが、毎週ではなく。
ピンポイントな感じで。
以降、2015年以外は毎年のように定期的かつ不定期なオンエアが繰り広げられています。
2014年までは毎週火曜、2016年と今年は毎週金曜日です。
モチロン、生麦 生声 生放送。
半年の期間内に10回前後の放送回数で、
昨年のシーズンで通算50回を数えました。
毎年、3月頃になると、4月から『夜ピン』が今年も放送されるか否かでそわそわしちゃいます。
まるで受験の合否の結果が気になる学生さんの気分で。
昨年からはさらに放送時間が増えました。

因みに安田さんはタイガースファンです。
草野球チームの監督兼選手でもあります。
《漫筆家》安田さんのお書きになるレヴューやコラムも面白いのですが、
DJとして、おしゃべりもとっても楽しいのです。
そして独特の選曲センスも聴きどころ。
ロックンロールを主体としながら、R&B、歌謡曲、辺境音楽、ラテン、ヒップホップ、テクノ、珍盤奇盤、などなど、古今東西のあらゆる音楽に対してフレキシブルにフラットに対処する安田さん。
長身の右腕からストライクゾーン広めに繰り出される七色の変化球の如き選曲にきりきり舞い!
コーナーを突いた絶妙の配球とコントロール。
あれ、ピンチヒッターでしたね。
どんな球も打ち返します。
この番組はとにかく安田さんのユニークな選曲が楽しめます。
そしてたまーに、僕、都市色がリクエストした曲も聴けます。それは余計か。
これまでさまざまなラジオ番組にリクエストしてきた僕ですが、
リクエストに応えて頂いた確率が高いのがこの番組なのです。
様々なリスナーからのどんなリクエストにも打てば響く安田選手。
もう有難くて、ラジオ関西には足を向けて寝られません。

そして、
この番組から伝わってくる、安田さんの音楽への優しい眼差し、おおらかさを感じずにはいられません。ジャンルを超えて、国境や時代をも超えて、広く寛容に個々の音を楽しんでいる安田さん。
引いては地元愛もひしひしと感じられます。
郷土へのユニークな想いはロングセラーを記録する第三著作集『神戸、書いてどうなるのか』にディープに軽やかに綴られています(それに関する拙ブログの記事はこちら)。


またまた前置きが長くなりました。
そんな“夜のピンチヒッター”のテーマソングがTHE WHOの『SUBSTITUTE』《邦題:恋のピンチヒッター》なのです。
ピンチヒッターとくれば、《恋の~》。
まさにこのラジオ番組の為に用意されたようなポップなロック&ロールのスタンダード。

そして、このラジオ番組のテーマソングとして使用されている『恋のピンチヒッター』がTHE WHOの日本でのデヴュー50周年を記念して、1966年に発売された日本盤シングルが、昨年の夏にユニヴァーサルからCDでリイシューされました。日本でのTHE WHOのデヴューシングルが『恋の~』なのでした。
勿論ジャケットは60年代当時に国内で発売されたシングル盤のデザインで復刻しております(サイズもアナログと同様)ので、
残念ながらこの番組のテーマソング云々についての記載はありません。

アレ?
おいおい、ジャケットの曲名“恋のピンチヒッター”の上に何か小さな文字で何か書かれていないかい?(わざとらしく)

あ、ほんとだ。
ふむふむ。(独り芝居)

ジャケットをご覧ください。
小さくですが、曲の題名の上に小さく表記されているではありませんか。

と、いうか私の手によりイラレを駆って勝手にねつ造しました。
ですので市販の商品には記載されておりません。あしからず。

だからどうした、ですが。
気は心。

曲紹介に戻って、
恋のピンチヒッター。
1966年の3月リリース。
ピート・タウンゼントによるキャッチ―なメロディ。
フレッシュでコンパクトでパンチの効いた演奏。
初めてこの曲を聴いたのは『LIVE AT LEEDS』のバージョンでした。
白熱する四人の演奏に引き込まれました。
そういえば、皇室の佳子さまの留学先がリーズ大学だそうで。
ライヴの開催されたあの大学と同一でしょうか。
判りませんが、
実にリーズナブル(意味不明)。

それはそれとして、

ジャッ ジャッ ジャー ジャッジャッジャッジャーン。

というアコギのカッティングから。
ジョン・エントウィッスルとキース・ムーンの荒々しいビートが響きます。
歌詞もユニークで、
英国人のシニカルでひねりの効いた視点に満ちています。
己を誰かの代用品と、切って捨てるかっこよさ。
悲しい身の上をユーモアで切り抜けるセンス。
最近観た、ケン・ローチ監督の『わたしはダニエル・ブレイク』に通じる反骨精神。
二番の歌詞は思った以上にシリアスですがロジャーの歌とバンドの力強いと相まって悲しみを吹き飛ばす力に漲っています。
これぞロックンロール。



番組ではテーマソングのみならず、曲のイントロがCМ前後に聴こえるジングルとしても使用されています。
《夜ピン》と言えば、《恋ピン》です。

B面は『WALZ FOR A PIG
これはインスト曲なんですが、WHOの演奏ではないのです。
曲もWHOのオリジナルではなくて。
じゃぁ、誰(WHO)なんだ、という訳なんですが、
グレアム・ボンド・オーガニゼーションの演奏だそうで。
これにまつわる詳細は書くと長いので、省きます。
要は悪名高き担当プロデューサーのシェル・タルミ―との契約や移籍問題が原因で、
WHOはレコーディングが出来なくなり、その穴埋めでこのバンドの曲がB面に配されました。
詳しくはCDに付属されている犬伏 功氏による渾身のライナーをご覧ください(当時の解説は朝妻一郎氏によるもの)。
タイトル通りに三拍子のマイナー調の楽曲。
曲はドラマーのジンジャー・ベイカーによるもの。
当時はWHOがてっきり演奏されているものだと思われていて、1968年にリリースされた日本での編集盤『エキサイティング・ザ・フー』には収められていますが、それ以外のディスコグラフィには掲載されてません。
この編集盤は数年前に日本でCD化されて僕も買いました。
そのCDには収録されています。
グレアム・ボンド・オーガニゼーションとはバンド名どおり、キーボード奏者のグレアム・ボンドさんが結成した四人組のモッドなバンドです。
皮肉も『SUBSTITUTE』のB面のsubstitute(代役)を任されてしまったという、数奇なナンバー。

そして今回のCDシングルのリリースの丁度1年前には『SUBSTITUTE』のオリジナル英国盤を含む、リアクション・レーベル時代の5枚のアナログ7インチシングルをまとめたSINGLE BOX、『 The Reaction Singles 1966』が発売されました。これも以前買いました。
このボックスには2種類の『SUBSTITUTE』が入っています。B面が異なります。
先にご紹介した『WALTZ FOR~』がB面の盤と『CIRCLES』がB面の盤の2種類。
リリースされた順番では『CIRCLES』の方が先です。
こっちの曲はタウンゼントのオリジナルで歌も演奏もスピード感があってカッコいいです。
かつては『INSTANT PARTY』と表記されていたのですが、『CIRCLES』の誤りだそうで。
さらにマニアックなことを書くと、この『CIRCLES』がB面の盤にも2種類あって、計3種類あるのです。

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ちょっと何言ってるか分かんない。

ファン以外にはもうどうでもいいはなしですね。
重量盤なので音質もCDよりパワーがあります。
ということで、ジャケットは国内の再発CD、盤は海外からのシングルボックスのアナログを合わせれば、完璧です。

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THE WHOはまだライヴを生で見たことが無いので、
是非、再来日を期待したいです。
ロジャー・ダルトリーは尼崎で観ましたが、良かったよなあ。

まあ、なにはともあれ、昨晩の放送も楽しかったです。
そうそう、
ちょうど、一昨日のレイトで『LA LA LAND』を遅ればせながら観た次第で、
ラジオではそれにまつわる怒涛の選曲が楽しめました。
まだお聴きになってない方、タイムフリー機能でどうぞ。
『LA LA LAND』、敢えて予備知識を排除して観ましたが、もう素晴らしかったです。
これ、ジャック・ドゥミ&ミシェル・ルグランのミュージカルへの愛に溢れていましたよね。
主演の二人も素敵でしたし。
音楽も良かった。
早い話が、

シングル盤(アナログ)を出そう。

以上。

あ、
『夜ピン』、次回は来週の金曜、5月5日の夕方5時55分から。
約3時間半の生放送。
おそらく僕は田舎から聴いてるでしょう。
エリアフリー万歳。

『SUBSTITUTE』《UICY-77827(DP 1494)》〈Written by PETE TOWNSHENT〉(03’47’’)【20016】



The Who Hits 50

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polyd
  • 発売日: 2014/10/31
  • メディア: CD



Live at Leeds 25th Anniversary Edit

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2006/12/26
  • メディア: CD



恋のピンチ・ヒッター<日本デビュー50周年記念第2弾>(紙ジャケット仕様)

恋のピンチ・ヒッター<日本デビュー50周年記念第2弾>(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ジンジャー・ベイカー,グラハム・ボンド・オーガニゼイション
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/08/24
  • メディア: CD



The Reaction Singles [7 inch Analog]

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Geffen Records
  • 発売日: 2015/08/14
  • メディア: LP Record



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『TELL ME/THE ROLLING STONES』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。

ビートルズの次はストーンズです。

転がり続けて53年。
史上最長寿のロックバンドといってもイイでしょうね。

先日、いや先月、ストーンズの『THE ROLLING STONRS IN mono』なる箱を買いました。
60年代に彼らが所属したDECCA/LONDONレーベルに残したアルバムのモノラルバージョンをまとめたCDボックスです。
国内盤を買いました。
結構高かったです。
もう、水前寺清子の舞台から飛び降りる気分でした。
ん~にゃ!

ストーンズのモノ箱を国内盤で買う理由があるとすれば。

これが答えだ、という訳で今回のシングル盤です。

1964年に発売されたストーンズの日本盤シングル『テルミー/かわいいキャロル』がディスクユニオンで買うと特典で貰えるのでした。
ストーンズのモノラル音源は以前からずっと聴きたかったので、どうせ買うなら7インチシングルが付くユニオンで買うのがお得だぞと。

A面は『TELL ME』。
記念すべきミック・ジャガーとキース・リチャーズのコンビによる第一作。
シンプルなラブソング。
以後、半世紀にわたり、ロック史に名を残すナンバーを次々に繰り出すジャガー=リチャーズの初々しいポップソング。
この曲が収録されているのは彼らのファーストアルバム『ROLLING STONES』(英国1964)、そして曲順や収録曲が異なるアメリカでのファースト『England's Newest Hit Makers』。
上記の曲を除いてR&Bやブルースのカヴァーで構成された内容。
全編ソリッドで渋いサウンドの中、唯一の自作曲にし純情で甘酸っぱいポップなサウンド。
例えるなら札付きの不良が時折見せる優しい一面でもあり。
満員の電車で老人に席を譲ったり、雨の中、迷子の子犬を拾ったり。
全然違うか。


B面は『可愛いキャロル(Carol)』。
チャック・ベリーのカヴァーです。
彼らのデヴューシングルは『COME ON』でこれもチャック・ベリー。
熱烈なファンだったストーンズ。
その後1986年にはチャック・ベリーの60歳のバースデイライヴをキースがサポートしたり(映画『HAIL! HAIL! ROCK'N'ROLL』に収録)。
いかにもチャック・ベリー節の曲をストーンズは荒ぶる情熱をぶつけるようにテンポを上げてグイグイ演奏します。R&BというよりR&R。
ミック・ジャガーが調子よく手拍子を叩きながら、軽快に唄っている姿が目に浮かびます。
前につんのめるようなガレージサウンドな演奏のCarolであります。

さて、モノ箱について。
近年、ストーンズの60年代のアルバムで市販されているCDは何故かアメリカ盤で統一されており、
それを不満に持つファンも少なくはありませんでした。
が、
モノ箱では漸くイギリス版仕様のアルバムも収録されました。
ファーストアルバムも英国版です(しかし Decca ではなくLondonと表記されています)。
英国仕様のファーストアルバムを僕は1995年に買いました。
あの当時は英国仕様も米国仕様も両方出てました。
それ以降、廃盤になってしまったのです。
ファーストアルバムはモノラルでステレオ版はありません。
既に持っているファーストと今回のモノ箱のファーストを聴き比べました。
音のレンジはモノ箱の方が広い感じがしましたが、あんまり大差はありませんでした。
やはりオリジナルのマスターテープが20年の間に多少劣化している所為かもしれません。
そして音質以外では、『TELL ME』です。
もともとオリジナルの『TELL ME』はエンディングが突然カットされて終わってしまうのですが、モノ箱の方はフェイドアウトで終わります。
まぁ、さらに細かいことを言えば、英国版のファーストアルバムの初版にはデモバージョンが収録されていたと云います。僕はこの音源を聴いたことは無いのですが。
モノ箱のボーナスディスクに収録して欲しかったなぁ。
まぁ、色々とマニア泣かせなのですね。
そして僕が90年代に買った英国仕様のファーストアルバムには鮎川 誠さんによるライナーノーツが添えられていて、その文章が実にカッコいいのです。
ほぼリアルタイムで聴いていた鮎川さんのストーンズへの情熱が真空パックされてます。
そんな訳で90年代に買ったファーストアルバムのCDも手放す訳には参りません。

さらにさらについでに言うと、

1964年に日本で発売された『テルミー』のシングルバージョンは中間のギターソロがカットされて、早めにフェイドアウトするようにエディットされているそうですが、今回ボックスの特典で手に入れたシングル盤の『テルミー』の音源はエディットされていませんでした。モノ箱に収録されている音源と同じでした。

兎に角、ファーストアルバムは鮎川さんには敵わないかもしれませんが聴き倒しました。
愛聴しました。
ブライアン・ジョーンズが張り切ってます。

モノ箱のアルバムもちびちび聴いています。
イイネ。
モノラルなアフターマスもカッコいいぜ。

ストーンズと言えば、ニューアルバムの知らせが届きましたね。
ブルースのカヴァーアルバムだそうで。
熱狂的なストーンズフリークのNくんは「カヴァーアルバムでデヴューしたバンドだから、終わりもカヴァーで終わるのかな、ちょっと決まりすぎてるかな。」と冗談交じりにいってましたが、少し淋しそうでした。

どうなのでしょう。
う~ん。

締まりのない駄文の締め括りに、鮎川誠さんがストーンズのファーストのライナーノーツに残した言葉を転載させて頂きます。


ローリング・ストーンズが頑張っているからこそ、毎日が輝いて生きていけるのだ》 
                   
                         鮎川 誠(シーナ&ロケッツ)



押忍。


『Tell Me 』《品番なし》〈Writen by Mick Jaggar & Keith Richards〉(03'46'')【2016】


ROLLING STONES IN MONO

ROLLING STONES IN MONO

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: UNIVE
  • 発売日: 2016/09/30
  • メディア: CD






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『Sunny Afternoon / The Kinks』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。
誠に瑣末なことで恐縮ですが、拙ブログが8/25で5周年を迎えました。
25日に記事でも上げようと思ったのですが、遊びに出かけて家に戻ってくるとクタクタですぐに寝てしまいました。
今月は仕事も忙しくて、あまりシングルを紹介出来ませんでした。
紹介できなくても、相変わらずシングルはレコードやCDでアレコレ買っています。
将来のことはわかりませんが、当分はこのブログも続くでしょう。4桁は硬いでしょう。

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『Pinball Wizard / The Who』 [英国ロック/60年代]

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オハヨウゴザイマス。
少し更新が空いちゃいました。

さて、先日の連休中にロジャー ダルトリーの来日公演を観ました。
尼崎アルカイックホールにて。
ロジャーはご存知、The Whoのヴォーカリスト。
“ ROGER DALTLEY PERFORMS THE WHO'S TOMMY AND MORE ”と題したツアータイトルで、
ロックオペラ「Tommy」の完全再現、そしてヒットパレードを存分に楽しみました。

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『ZOMBIES ON THE BBC / THE ZOMBIES』 [英国ロック/60年代]

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新年明けまして、お目出度うございまする。
今年も「03'54''」を何卒宜しくお願いします。

お正月は実家に帰って、粛々と家業を手伝いながら過ごしておりました。
特に寝正月でもなく、賑やかに街へ繰り出すでも無く、静かに過ぎて行きました。
家族と地味に年を越しました。
とにかく、家族が無事で良かったなぁ、と思う昨今です。
自宅にて、寒い賀正の夜にそっとプレイヤーで針を落として聴くのがちょうど、こんなレコードなのです。
ゾンビーズのシングルを。

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『DOO WAH DIDDY / MANFRED MANN』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。
前回に引き続いて、エリー グリーニッチ作品を取りあげたいと思います。
60年代英国を代表するビートバンド、マンフレッド マンの『DOO WAH DIDDY』。
大好きなバンドです。

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『ANGEL / CLIFF RICHARD』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。
今宵はオールディーズのサマーソングを。
クリフ リチャードのシングル。
50年代終りから現在まで、英国を代表するエンターテイナー。
この曲を知ったのは、達郎さんがライフワーク『ON THE STREET CORNER 3』でカヴァーしていたからです。

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『よくあることサ(IT'S NOT UNUSUAL)/ TOM JONES』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。
梅雨が明けずに鬱陶しい毎日が続きますね。
エアコンの効いた部屋で過ごせるのなら雨でも良いのですが、仕事で外出するのはウンザリ。
湿度も高いし、洗濯物も渇きません。
そんな不快な季節を吹き飛ばすような、元気で軽快なシングルをお届け。

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『TELL HER NO /THE ZOMBIES』 [英国ロック/60年代]

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こんばんは。
本日はゾンビーズいってみましょう!
名曲『TELL HER NO』です。


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