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『トライダーG7のテーマ/たいらいさお』 [アニメソング]

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こんばんは。
今夜もメカデザイナー大河原邦男氏に敬意を表しての、大河原系アニソン特集行ってみましょう。
ガンダムに続いて日本サンライズが制作したアニメが『無敵ロボ トライダーG7 』(1980)でした。
ガンダムのメインスタッフでは大河原氏が続いてメカニカルデザインを担当。
脚本の星山博之氏もシリーズ構成と脚本を担当。
他の方は劇場版制作に忙しかったのでしょう。
勃興したリアルロボット系からスーパーロボット路線へ再び戻ります。
尤も当時はまだリアルロボットというカテゴリーはありませんでしたが。

このアニメはリアルタイムでよく観ていました。
小学一年生でした。
この物語の主人公、竹尾ワッ太も小学生という設定でしたが驚くべきは小学生にして会社の社長だということ。
竹尾ゼネラルカンパニーという早い話が何でも屋さんの会社で、亡き父の跡を継いで社長に就任。
名前もユニークで、
竹を割ったように快活な少年です。
会社と言っても大企業ではなく、社長、専務、常務、営業係長、事務の5人で構成される零細企業。
今なら、トライダーG7という唯一無二の最先端ロボットを駆使したベンチャー企業とも云えますね。
設定がとてもユニークなのが日本サンライズらしいです。
トライダーの戦闘時に使用されるミサイル一発の経費のことで予算を心配したりと、スーパーロボット系にしては意外とリアルで切実な描写もあるのが面白かったです。
営業係長は仕事はあんまりしませんがお調子者で「パーッといきましょう!パーッと 」が口癖だったり。植木 等さんが演じた無責任社員みたいな。

そしてトライダーG7といえば、発進シーンが有名ですね。
通常トライダーは公園の地下に格納されてて、頭部だけが地上から露出している状態で。
トライダーにワッ太が搭乗すると、公園内にアナウンスが流れて公園の外への非難警告が出されます。
アナウンス担当は会社の事務員の郁絵ちゃん。
公園に誰もいなくなると、敷地が真っ二つに開いてトライダーが地下から発進します。



この映像を久しぶりに観て、ワッ太がちゃんと「安全確認! 」しているのが素晴らしいと思いました。
発進したあと、公園は元通りになって、トライダーの顔があったスペースには噴水が出てくるのもなかなかのアフターサーヴィスだと思いました。
こういうディテールが良いですね。
サンダーバードやマジンガーZに負けない発進シーンです。

そんなトライダーG7のデザインですが、 
ダイターン3 』に通じる顔のフォルムですね。
人間っぽいです。
場合によってダイターンのように飛行形態や戦車形態に変形し、全部で7段変形が特徴。
7変化でなのでG7なのでしょう。
以前にコミックボンボンで大河原氏が連載を持っていて、その中でリアルタイプ風にトライダーG7をデザインし直したイラストが掲載されていて、とてもかっこ良かったのでした。
リアルタイプトライダーG7 .jpg

そんな訳で、改めてトライダーG7のテーマソングを。
その名も『トライダーG7のテーマ 』。
この作品の音楽を担当しているのは芽 蔵人(かや くらんど)さん。
ユニークなお名前ですが、佐瀬 寿一氏の変名でした。
この方が実は凄い方で、大ヒットメイカーじゃありませんか。
およげ!たいやきくん』、『パタパタママ 』、『ホネホネロック 』、
キャンディーズの『暑中お見舞い申し上げます 』、百恵ちゃんの『赤い衝撃 』、『パールカラーにゆれて 』も書いています。
そんな作家が手掛けられているオープニングテーマ、悪かろう筈がございません。
歌はたいらいさおさんです。

勇ましくブロウするブラス隊、そして急旋回するようなストリングスの響き。
掴みはバッチリのドラマチックなイントロ。
メロディも勇壮で聴いていて力が漲っていく感じ。
特に雄大なサビのメロディ展開は素晴らしいですね。
たいらさんの伸びやかで晴れ晴れしい歌声と相まって、気分がいいです。
これぞロボットアニメソング!って感じです。
今でもちゃんと覚えてるのです。
伊藤アキラさんの歌詞も物語の世界を端的にまとめています。
無敵アニメソング。



サビの旋律は日ハムのホーム試合でヒットが出るとファンファーレで流れます。
これは素晴らしい選曲ですね。

B面は『俺は社長だ 』。
タイトルは偉そうで頼もしいけれど、内容は社員へのねぎらいと社長のボヤキ節。

  ♪ 社長はつれェよなぁ

と、小学生ながら最高責任者の大変さを肌で感じています。
ワッ太は社員たちから「若社長」と呼ばれていましたっけ。
この曲も伊藤アキラさんの作詞と芽 蔵人さんの作曲・編曲。
カッコいいオープニングに対して、ユーモラスでほのぼのとした仕上がり。
たいらいさおさんの朗らかな歌い方も楽しく。

この記事を書くにあたり、バンダイチャンネルでこのアニメの第一話を観ましたが、面白かったです。
肩肘張らずに楽しめます。
戦闘シーン以外での、ワッ太の学校や会社での仲間たちとの涙あり笑いありな物語は新鮮でした。
またちゃんと見直してみたいです。
アニマックスで放送しないかな。

日本サンライズというと、ガンダムを始めとする富野作品、近未来のリアルロボット系にスポットが当たりがちですが、低年齢向きの『トライダーG7 』のような現代劇での明朗なロボットアニメものも語られて良いと思います。
トライダーは90年代以降のサンライズのヒットシリーズとなる『勇者シリーズ 』の原型かもしれません。 
勇者シリーズも大河原氏が勿論メカニカルデザインを担当しています。

トライダーG7のテーマ 』《TV(H)-66》〈作詞:伊藤アキラ/作曲・編曲:芽 蔵人〉(03'18'')【1980】


無敵ロボトライダーG7 音楽集

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  • アーティスト: たいらいさお,TVサントラ
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/09/22
  • メディア: CD



無敵ロボ トライダーG7 DVDメモリアルボックス

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD



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コメント 4

坂井哲也

>サビの旋律は日ハムのホーム試合でヒットが出るとファンファーレで流れます。

そうなんですよねー(北海道在住なので、やっぱりファイターズファンです)。

いつも「元歌を知らない人が多いんだろうな」と思いながら聞いています。そもそも、ちょっと不思議な選曲ですよね。山本リンダの「狙い撃ち」みたいに、野球に関連しているタイトルでもないですしね…

ちなみにこの歌は、出だしが格好良くて好きです。
by 坂井哲也 (2013-05-29 01:46) 

都市色

>坂井さん、こんばんは。
コメント&niceありがとうございます。
日ハムファンでしたよね!
若い方は知らないのでしょうね。
スパーロボット対戦とかで知れるのでしょうか。
サンライズ系のアニメはかっこいい曲が多いのでスポーツの応援とかに結構使いやすいんですね。
by 都市色 (2013-05-29 23:21) 

マイケル村田

実はビクターからは子門真人さんが本作のOP主題歌をカヴァーした曲もあるが…、残念ながら音楽集にも収録されてない幻の子門さんのカバーソングである。 再販版のトライダーG7の音楽集が発売されたら…、子門真人版「トライダーG7のテーマ」を収録してほしい…(無理かもしない)。
by マイケル村田 (2013-06-20 21:25) 

都市色

>マイケル村田さん、はじめまして。
コメントありがとうございます!
子門正人バージョンのトライダーですか!
そちらも聴いてみたいですね。
ビクターの所有する音源となると、キングレコードからリリースしにくいかもしれません。
ビクターから子門さんのアンソロジーとか出してほしいですね。


by 都市色 (2013-06-22 08:26) 

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