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『DOWN TOWN / シュガーベイブ』 [山下達郎]

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ハイ、どうもどうも、高橋圭三です。

長らくのご無沙汰で御座いました。
毎晩の夕食の献立に悩む奥様の為の駆け込み寺、
かんたんお手軽なお料理の3分レシピを紹介する肝っ玉かあさんのブログ、『03’54’’』で御座います。




アレ、違いました。
久しぶりなのでブログの趣旨もアカウント名も忘れてしまいました。

いやぁ、もう11月ですね。
突然のブログ休止からはや、半年以上。
春、夏、秋、と駆け抜け、離れ離れの冬ももう間近。
半年と言ったら、四月に入学して、ランドセルが大きく見えた小学生のお子さんが二学期の中頃といったトコロでしょうか。
早いモノです。


2007年の夏にブログを始めました。
あれから8年が過ぎました。

あの頃は仕事の関係で三重県の山の中に住んでいて、のどかな田舎町なので、映画館も、コンビニも、レコードショップもありませんでした。
仕事がない時間はヒマをもて余しており、徒然なるままに、当時世界中で大流行していたブログを始めたのです。
二日に一度の更新が数年間続いていたのは超ヒマだったからです。
それから。
二三年前に転勤で大阪に住み始めました。
大阪は大都会です。
田舎のねずみには刺激的で新鮮でした。
20代は東京に住んでいましたが、それ以来の感覚でした。
映画館も沢山、レコードショップも沢山、コンビニもスーパー玉出もたこ焼き屋も沢山。
転職して仕事も少し忙しくなって。

とすると、ブログが滞りがちになってしまいました(今、ココの状態です)。


インプットするのに忙しくてアウトプットの時間がありません。

そして、ブログを開設して20年(ウソ)。
その間、音楽をとりまく環境は大きく変化しています(ホント)。
CDというメディアでの音楽ソフトの販売形態に陰りが見え始めました。
一方、ダウンロードでの販売がその分飛躍的に増えたとも聞きません。
デジタルを媒介とした音楽産業がいまいちパッとしない中で、
その陰で少しずつ注目を集めているのがアナログ。

テレビでのアナログ放送はほぼ絶滅しましたが、音楽分野でのアナログはゾンビの如くしぶとく生き続けていたのです。
アナログレコード事情としては、CDのマーケットに比べては大人と子供くらいの開きはありますが、着実にここ数年世界的に拡大入しています。
海外では珍しいことではありませんでしたが、これまではレコードメディアでアルバムはリリースしても、シングルをリリースするのミュージシャンは一部に限られていました。
アナログ形態でリリースするミュージシャンも限られていました。
国内のミュージシャンで言えば、達郎さんや小西さん、サザン、スピッツ、奥田民生さん、などが主にコンスタントにリリースされていました。
それが近年、海外で定期的に開催されている『Record store Day』のイベントに日本のレコードメイカーも賛同して参加したあたりから俄かに盛り上がって来ました。
これまでアナログを出してこなかったミュージシャンがCDと同時発売でアナログを出すようになりました。
ロック系、ジャズ系のみならず、アイドルもリリースしてます。
さらに過去のディスコグラフィに遡ってアナログでリリースしていなかった時期の作品までレコードで出し直すミュージシャンも現れました。
メジャー、マイナーを関わらず。
さらに思い余ってカセットまで出しちゃう始末。
CD、レコード、カセットって、気分は1980年代中期ですね。
今はダウンロードもあるし。
メディアが4種類。
巷ではハイレゾ音源というモノも話題になってますし、もう判りません。
勝手にしなよ。

安価のレコードプレイヤーが発売されたり、USBポートと接続してパソコンに連動出来たり。
ここ一二年で急激に日本でもアナログが脚光を浴びるようになりました。
そのせいか、以前より中古でもシングルを手に入れるのが難しくなってきました。
和モノというジャンルの人気で昔なら安く手に入ったようなモノにプレミアが付いたり。

さぁ、ブーム到来です。
もうCDが売れないもんだからCDを売っていたメーカーがこぞってレコードで出し直しています。
レコードマニアの懐を搾り取ろうと躍起です。
何でもかんでも猫も杓子もシングルを切ります。
といってもそれほど市場も大きい訳ではないので初回のみの少数限定でリリース。
当然、お値段も割高。
それでいて数も少ないので人気のあるレアアイテムのモノだとすぐ売り切れてしまいます。
“限定品だ”とか“レア盤だ”とかでカスタマーの心理を煽って、売るのが最近多くて、疲れます。
嬉しい悲鳴も今や断末魔。
お金がいくらあっても足りません。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
特にレコードストアデイ、とかレコードの日とかブラックフライデーとか銘打ってここぞとばかりに騒ぎ立てます。
ザ・ブームです。

でもシングル盤一枚に2千円近く払わせるのは如何なモノかと。
物価が昔より高いからって、やっぱりヘン。
ちょっと便乗値上げしてないかしらん。
だったら買うな、ですが。
レコードが嗜好品とか投機の対象になっているのですね。
スチャダラパーの超限定の7インチがヤフオクで沢山出品されていて悲しくなりました。
嗚呼。

昔はアルバムを買うお金が無かったからシングルを買うという行為が当たり前でしたが、
現在のアナログの7インチは輸入盤のアルバムCD一枚の値段とほぼ同値段、またはそれ以上なので、複雑な気分です。
アルバムより高いシングルって?
本末転倒。
中古盤屋で安いシングル盤を漁って、時々お手頃な価格でレア盤にめぐりあって手に入れる方がなんだか健全な気がするのは、無い物ねだりの勝手な僻みかもしれません。
そんな訳ですので、漫画家の本 秀康さんがオーナーの7インチシングル専門レーベル雷音レコードの販売価格、一枚¥1000(税別)には感動すら覚えます。
アナログ界最後の良心。
でも殆ど儲けが無いとコメントされていて、それも複雑な気分です。
世界的にアナログレコードがメディアとして再び成熟することを真に願うしかないようです。
う~ん、そんな時代は来るのだろうか。

いや、どうせブームだから大丈夫!

と、思い余って、ありったけの愚痴をぶちまけたところでスッキリ。


さぁ、
前置きが長くなっちゃいました。

僕にとってシングルとはなんだろう。
独身ってなんだろう。
と、思ってた矢崎 滋。

突然、配送業者からの不在者票。
宛名は『ワーナーミュージック』。
何か注文してたっけ?
代引きじゃないようだ。
取り敢えず受け取る日取りを決めて、後日改めて自宅へ再発送して頂き荷物を開封しました。
開けてビックリ。
夢にまで見たアナログ7インチがこんにちは。

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という訳で、シュガーベイブの記念すべきデヴューシングルをご紹介しましょう。
1975年の㋃に発売された『DOWN TOWN』の復刻盤。


今年の夏にリリースされた『SONGS』の最新のリイシュー盤のCDとレコードの二種類の購入者へ抽選で400名に当たるプレゼントの景品です。

当たれば良いなと思っていましたが、
当選者の発表は商品の発送をもって代えさせて頂いちゃいました。

「当たりましたよ!」とは達郎さんのラジオ番組での当選者発表での口癖ですが、このレコードを受け取った時にどこからか聴こえた気がしました。

ホントに嬉しいです!
ゴナ・テイク・ア・ミラクルです。
最近、ロクなコトが無かったので生きてて良かったと思います。
欲しかったレコードに巡り会えるなんて、
♪ 生きて~いたなら いつかは逢える~
ですね。

夢でも~逢える~だろ~

たとえ~どんなに~ 

ってもうイイです。


こんな突然の贈り物を戴いて、
シングル専門ブログの管理者が、曲がりなりにもレコードコレクターのはしくれが、ブログを更新しないでどうすんの。
据え膳喰わぬは~、ではないけれど。

この感動こそがブログの初期衝動なり。

忘れちゃいけない気持ちをこのシングル盤が気付かせてくれました。
このレコードの魅力はプライスレス。

シュガーベイブの『DOWN TOWN』のシングルは1982年にナイアガラから“Niagara Forever Green Series”の第一弾として再発された方を持っていまして、すでにブログでも取り上げています。
そっちのB面は『パレード』です。『ナイアガラ・トライアングル Vol.1』の収録曲をシングル用にエディットしています。

今回のオリジナルの『DOWN TOWN』のシングルはオリジナル・シングルバージョンでバンドサウンドが前面に出たソリッドな音がします。
アイズレーブラザーズの『If You Were There』のリズムを導入した躍動感が迫ります。


二枚を聴き比べてみました。
“Niagara Forever Green Series”はリミックスされているようです。ややエコーが効いています。
オリジナル盤のB面は『いつも通り』。
シュガーベイブの鍵盤奏者/ヴォーカルの大貫妙子さんのペンによる楽曲です。
跳ねたリズムにしなやかで洗練されたコード展開。
瑞々しい大貫さんの唄声とメロディ。
都会に生きる女性の一抹の悲しみと希望を滲ませた歌詞も素敵です。

バンドを構成するふたりのソングライターによるそれぞれの楽曲を両面に配した名刺代わりの唯一のシングル。

それにしても。
山下達郎と大貫妙子。
デヴュー以来、現在までもシーンの第一線で活躍する類稀なるシンガーソングライターが一つのバンドに存在していることの凄さ。
そして全くタイプの異なる個性を持つミュージシャンの非凡なソングライティングが互角で拮抗しています。勝るとも劣らず。

達郎さんと云えば、今年もコンサートツアーが敢行中です。
今回はデヴュー40周年と銘打ってのアニヴァーサリーな全国ツアー。
僕も12月には観に行けると思います。
どんな内容なんでしょう、とっても楽しみです。
今回のツアーでは三重県でも久しぶりに開催されるとのコト、良いですねー。



改めまして。
これからも周囲に惑わされずに、自分の好きなシングル盤を見極めて紹介していこうと思う所存であります。

YES,We are SINGLES !!!


『DOWN TOWN』《LCS-591》〈作詞:伊藤銀次/作曲:山下達郎/編曲:山下達郎〉(04’10’’)【2015】



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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/08/05
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  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: LP Record



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コメント 4

いとぞう

祝・ブログ再開、そして当選おめでとうございます!
心なしか「DOWN TOWN」のジャケットが一際輝いて見えます☆

レコードの復権は嬉しいですが、値段が高騰したり、「限定」で煽ったりはあまり健全とは言えませんよね。今はマニアの間だけで盛り上がってますが、広く世間一般で復活して昔のように普通に流通すると良いのですが、それは夢物語でしょうかね・・
達郎さんは割とシングル盤もアナログでリリースしているのですか?
元春はシングルはCDすら出せず、配信のみになってしまって寂しいかぎりです・・新曲の「私の人生」はすごくいい曲なのでシングルレコードで出してほしいです。

今後の更新も楽しみにしています。

by いとぞう (2015-11-22 18:04) 

都市色

>いとぞうさん、こんばんは。
更新して早速のコメントに感謝です。
こんなに早くチェックして下さって驚きです。
今のレコードの売り方はマニアを対象にした売り方なので将来性はないかもしれませんが細く長くやっていくのでしょう。
達郎さんはシングルはアナログを出してくれないので残念です。
いつか箱にまとめてでもいいので出して欲しいです。
元春も配信だけじゃなくシングル曲はちゃんとアナログでリリースして欲しいですね。
桑田さんを見習ってほしいです。
by 都市色 (2015-11-24 00:49) 

nakamura8cm

WELCOME BACK!
待ってました!
いや~改めてこのシングル当選は「ブログ更新しなはれ」というメッセージだったような気がしてならないです。

7インチが2000円近いってのは、もろもろの事情があるにしてもちょっと手を出しづらい設定ですね。
中古の100円棚ばかり漁っていては音楽産業のためにはならないのでしょうが…

by nakamura8cm (2015-12-05 00:57) 

都市色

>nakamuraさん、ご無沙汰です。
コメントありがとうございます。
僕が更新をさぼってる間も熱心に我が道を往かれていて、
ますますブログはディープですね。
アナログというメディアが見直されるのは良いことですが、高価な値段設定になって来て、ますますマニア向けな方向に行っている気もします。
千円で名盤CDが買えるコトの方がよっぽど音楽ファンには有難いことだと思います。
by 都市色 (2015-12-07 01:52) 

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