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『踊り子/村下孝蔵』 [邦楽ロック/80年代]

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どうもどうも、
《21世紀の新加勢大周を探せ!》オーディションで“審査員特別賞”に輝いた都市色です。

さぁ、
大滝さんの次にはこのシングルを取り上げましょう。
村下孝蔵さん。
拙ブログには初登場。
前回のジャケットと似てませんか。
勿論盗作とかパクリといった野暮なコトではなく。

どちらも窓際に佇む少女の絵がなんとも素敵ですよね。
大滝さんには中山 泰さんのイラストが、
そして村下孝蔵さんには村上 保さんの切り絵が印象的。

今回ご紹介するシングルは1983年にリリースされた『踊り子』。

 ♪あっの娘の ふとももに~

それは同名異曲でした。
スミマセン。

同年ヒットした『初恋』の次のシングルが『踊り子』。
こちらも負けない位イイ曲。
もの悲しいマイナー調のメロディが切々と訴えるラブソング。
心を不意にかき乱すようなイントロのメロディから引き込まれます。
もどかしく儚い恋模様の迷宮を彷徨うような歌の世界へ。




ただ好きなだけでは生きていけない、
恋人同士の不安や遣る瀬無さを、狭い舞台で孤独に舞う踊り子になぞらえていますね。

伸びやかで清涼感のある歌声が響き渡ります。
メロディも魅力的ですが、村下さんの歌詞もとてもステキだと思います。
言葉使いのセンス、豊かな表現が随所に感じられます。

 表紙が取れてる愛だから

 つま先立ちの恋

 写真をばらまいたように 心が乱れる

などなど、心象風景を形容する言葉使いが実に非凡ですね。

B面は『冬物語』。
しっとりと切ない愛の挽歌。
ピアノの耽美的な演奏に乗って、ドラマティックな旋律が展開されます。
歌詞の世界の舞台は《時計台》が出てくるので北海道っぽいです。
凍えそうな程の北国の寒さと失恋の痛手が聴いている方にもじわじわと伝わって来ます。
間奏の女性コーラスのソプラノの響きも美しい。
B面にしておくのがもったいないくらい美しい曲です。
曲の終わりに鐘の音の残響の様なものが聴こえてくるのがなんとも趣きがありますね。
この季節に相応しい。

そして、演奏時間はなんと3分54秒
ぴったしカンカン。
やったぜ。
母ちゃん、赤飯だ!

A面B面とも編曲は水谷竜緒さん。水谷公生さんのことです。

村下孝蔵さんの音楽もなんというか唯一無二の存在感がありますね。
あの歌声、メロディ。
揺るぎない優しさ、強さ。
虚飾を廃して、歌の持つ力だけでまっすぐに。
1999年に残念ながらお亡くなりになってしまいました。
もう20年近くになるのですね・・・。
十代の頃はあんまり良さが判りませんでしたが、年を取るにつれ、噛みしめるように村下さんの音楽の良さが沁みてきました。
世の中の移ろいやすい音楽の流行にもビクともしない音楽性。

それは前々回の浜田省吾さんにも当てはまる事ですね。
お二人ともCBSソニーの所属でしたね。
ご出身も広島だし。
アレンジも水谷氏が関わっていたり共通点があります。
確固たるスタイルを持っている人は強いです。

そして、2月28日は村下さんの誕生日。山下達郎さんと同じ1953年の2月生まれなんですね。
機会があれば他のシングルもまた是非取り上げてみたいと思います。


『踊り子』《07SH 1379》〈作詞・作曲:村下孝蔵/編曲:水谷竜緒〉(04’08’’)【1983】


GOLDEN☆BEST 村下孝蔵ベスト・セレクト・ソングズ

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2013/07/03
  • メディア: CD



夢の記録

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  • アーティスト: 村下孝蔵,水谷公生,須藤晃,田代耕一郎
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2000/11/01
  • メディア: CD



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